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許可制(雑感)

 男の子の多くは、「これをやってもよいか」「これはここへ書くのか」「ここで食べてもいいか」、「お茶を飲んでもよいか」・・・・とにかく、何でも聞いてきます。いわば許可制のようなことが見受けられます。うるさくて仕方がありません。
憶測ですが、家で何かする際に、親(特に母親)に注意されることが多い経験から、叱られないために聞く習慣がついてしまっているのではないかと思います。

以前ここで述べたように、母親からすれば小さな男に関しての情報はまったくありません。そのため、想定外のことが多々ありますので、危険なことややめてほしいことなどがあった場合、必然的に禁止事項が増えていきます。でも、多岐にわたる詳細な禁止事項を決めても様々なことが考えられますから禁止事項は増え続けるだけです。社会でいうマニュアルを作るようなことですが、子どもには、そんなことを明文化できるわけがありません。
したがって、「許可」を求めることになるのではないでしょうか。

もちろん、人間は経験学習によって成長しますから、行ったことを修正(=学習)することが必要です。しかし、あまりにも修正する際に叱られることが多ければ、それを回避するのも経験学習になりますから上述の通り「許可」を求めるのは理解できます。
ですから、「決してしてはならないこと」をわかりやすい例できちんと教え、あとは、やってみておかしい、いけないことはしないこと(できれば、自分で判断していく)が成長を早めると思うのですが、いかがでしょうか。

(2011.06.15)あまのじゃく

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