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若き講師へ:生徒からのサイン

生徒からのサインある生徒の「テストやり直しノート」に目を通していたときのこと。次への学習意欲喚起となるべく直筆でコメントを書くようにしているのだが、「何かいつもと変だ?」と違和感を持った。わかった。ノートに書いてあるえんぴつの色がいつもより薄いのである。春先のころのノートには、黒くて、太くて、しっかりした文字が書かれているが、半年も経ったノート・・・» 続きを読む

若き講師へ:モチベーショントーク

モチベーショントーク近頃、スポーツ界で「モチベーション」という言葉が多く使われるようになったからか、教育業界でも「モチベーショントーク」が隆盛している。コーチング技能としても必須の内容かもしれない。そこで、教師が、勉強に対する意欲喚起をはかる上にも動機付けの話をすることは、決して悪いことではない。しかし、私から見れば「モチベーショントークもどき・・・» 続きを読む

若き講師へ:定番トーク

定番トーク保護者からよくある質問が「基礎」と「応用」の違いだ。例えば、算数・数学なら、「基礎」は計算で「応用」は文章題などが定番の説明ではあるが、「もっと保護者にわかりやすく伝える自分流の説明方法はないだろうか?」と考えた人はいるだろうか。ここで、「定番」というのは、マニュアルに書かれたような最低限のことを指す。よく、「マニュアル的言・・・» 続きを読む

若き講師へ:補習とは何?

補習とは何?保護者から「子どもが十分に理解できるよう、補習をしてほしい。」という要望が直接的にも間接的にもあがる。教師ならば「では、補習をしましょう。」と言いたくなる場面である。だが私は、どんな親にもある"何らかの形で子どもにかかわりたい"と願う気持ちが「補習」という表現となったのであって、「補習」を直接望んでいるわけではなかったと当時・・・» 続きを読む

若き講師へ:エンパシー

脳トレ私も人の子であり、親だ。だからと言うわけではないが、私は生徒に手を上げないし、理不尽に怒らない。また、日頃のかかわりかたも、一生懸命生徒を想って行動しているつもりである。正直、自分が親になって自分の子どもにされたら嫌なことは誰の子でも同じだと思ったからだ。実は一度だけ、若い頃、生徒を叩いたことがあった。虚しい、心が痛む・・・» 続きを読む

若き講師へ:声かけ

若き講師へ:声かけ私は指導者として生徒への「声かけ」が一番重要だと思っているので、常に全員に目配りして声をかけることを指導の最優先にしている。人間誰しも存在感が必要だ。その意味で、誰かが自分に声をかけてくれることは、その人が自分を見ていてくれるという存在感を感じるのである。そして、安心感や満足感などにもつながっていると思う。不思議な・・・» 続きを読む

若き講師へ:補習の功罪

若き講師へ:補習の功罪補習=できない生徒対象というのが一般的である。しかし、「できない生徒」の特定は難しい。偏差値が60でも30でも、親にとっては「できない子ども」なのだ。だから、私が思う補習は、(1)できるだけ全員を対象に行い、常に上位生向けに補習の授業をして下位生を引き上げるようにする。そうしなければ、上位生が伸びず、クラスのムードも低位で・・・» 続きを読む

若き講師へ:小心者

若き講師へ:小心者私は、権力者が弱い立場の者をその権力を利用して事を有利に運ぼうとか、屈服させようとかする事に嫌悪感や憤りを覚える方だ。今風に言えば「パワハラ」である。小心者に限ってそういった類のことをする。私の経験でも、同等、あるいは上位者とまともに戦えない者が、自分より下位者や下級と思える者に偉そうな態度を見せ付けたり、指示・命令・・・»続きを読む

若き講師へ:授業の本質

授業の本質この頃の生徒を見ると何か「ブロイラーのような状態=教師の指示待ち、指示通りに動く受身の状況」にあると思う。授業の根本は解答解説に書いてあることをくどくど説明=授業することより、「どうやったら気づくか」「何を使って解くのか」「文章を1度読んだだけで内容を理解するには」など、家で生徒が一人では出来ないことを教師の目の前でさせる・・・»続きを読む

若き講師へ:もらったら返す

若き講師へ:もらったら返すある生徒との会話の中で、「この前のテスト結果が悪かった。」というので、「次、頑張ればいいじゃないか。」と応答すると、「だって、お父さんお母さんが『お金ばっかりかかって・・・』と言うんだもの。」と返され、私は一瞬言葉に詰まった。そこで、「大きくなって親孝行すればいいさ。みんなそうだったんだから。だから、今は自分ができることを一生懸命す・・・» 続きを読む

若き講師へ:段取り力

若き講師へ:段取り力仕事は段取り八分、仕事二分と言われるように、用意周到な準備が必要である。しかし、現代は段取り力を持った人間が少ないと言われている。そこで、段取り力をつける簡単な例を述べよう。「社会人だから体調を崩すといけないので休日は翌日にそなえてゆっくり休んでおくように。」とか、「指示された仕事が終わらないなら休日にするように。」な・・・» 続きを読む

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