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2011年10月31日

不安だった中学進学に少しずつ自信。部活と両立で大忙しの充実した毎日

利用者レビュー姉が文理さんの「教科書ワーク」などを使って高校受験に成功しているのを見てきましたので、自然と私も文理さんを使うようになりました。

といっても本当は、せっかく中学に上がるのですから、教材も新しく気分を一新したかったのですが。(笑)
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お母さんの塾で使われているのに興味。苦手教科も好きになって、学校が楽しく

利用者レビューはじめて文理の「教科書ワーク」を使い始めたのは、小学校2年生のころです。

お母さんが塾※で使っているのがきっかけでしたが、学校が終わって家に生徒さんが集まってくると、私も好奇心で授業を覗くようになりました。そこで「教科書ワーク」が使われていて、私も自然と「教科書ワーク」を使うようになりました。
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自分に合った教材を選ぼう!

教科書ガイド
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教科書ガイドはこちら
またの名を「自習書」。教科書の問題の解き方や解説が知りたいときはこれにかぎります!
平成28年度新教科書対応版。

キュリオチェック!
使い方: 教科書の内容ならどの本よりもくわしい。自分だけで勉強できるから、自習書って言うんです。
難しさ: ★★☆☆☆
ページ: 112~304ページ
大きさ: B5判
ねだん: 1,000円~2,200円(+税)
教科書ワーク
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まさに定番中の定番!ひょっとしてお父さんお母さんも使ったかも。
オールカラーになりました! 平成28年度新教科書対応版。

キュリオチェック!
使い方: 予習・復習ならこれで決まり!テスト対策も。
難しさ: ★★☆☆☆
ページ: 144~232ページ
大きさ: B5判
ねだん: 1,200円(+税)
中間・期末の攻略本
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中間・期末の攻略本はこちら
定期テスト対策を速攻ですませよう!
2色刷で見やすくなりました! 平成28年度新教科書対応版。

キュリオチェック!
使い方: うすいからテスト前に短時間でできます。教科書準拠ならではの予想問題もうれしい。
難しさ: ★★☆☆☆
ページ: 80~88ページ
大きさ: B5判
ねだん: 680円(+税)
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はこちら
苦手なところがどんどんわかる!超基礎からやさしく学べる!

キュリオチェック!
使い方: 基礎~基本・標準レベルの本です。勉強が苦手な子の入り口として、基礎がためとして。オールカラー。
難しさ: ★☆☆☆☆
ページ: 104~136ページ
大きさ: B5判
ねだん: 940円(+税)
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完全攻略完全攻略高校入試
完全攻略シリーズはこちら
予習・復習から入試までこれ1冊でまとめてできます。

キュリオチェック!
使い方: 学校の成績アップなら「学年・領域別編」。入試対策なら「高校入試編」。使い方はいろいろ。オールカラー。
難しさ: ★★★☆☆
ページ: 96~152ページ
大きさ: B5判
ねだん: 940~1,200円(+税)
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公立・国立・私立の難関校対策に。ボリュームもレベルもハイクラス。

キュリオチェック!
使い方: ズバリ!高校入試の実力をつける本。特に「高校入試編」では難関校をターゲットにしています。
難しさ: ★★★★☆
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大きさ: A5判
ねだん: 980~1,080円(+税)

特別企画:高校生インタビュー(ペンネーム:しおりんさん)

高校生インタビュー高校受験に成功した水谷さんに成功した秘訣、中学生の時にどんな勉強をしていたか、などなど、徹底的に取材しました!
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関連ページリンク(教科書ワーク徹底分析)

学年別 教科書ワーク徹底分析!
中学1年生中学2年生中学3年生

教科書の要点と答えがズバリわかる!中学生の定番シリーズ!

教科書の内容がまるごとわかる、授業の予習・復習にピッタリ!定期テスト対策もバッチリ!
平成28年度新教科書対応版です。

よく出るポイント教科書の重要事項やテストに出そうな事項がひと目でわかるので、定期テスト対策も万全です。

教科書の問題の考え方や答えなど、教科書の内容を詳しく解説しています。だから授業の予習・復習に最適です。

教科書の内容や問題の答えがまるごとわかり、驚くほど勉強が進みます。

教科書ナビ教科書の内容がすべて解説されていますので、一人でもすいすい学習が進みます。



ここがポイント

<英語>
・リスニングテストCDつき!
各学年に「リスニングテスト(6回)」音声CDがついています。

<数学>
・定期テスト対策問題CDつき!

<全教科>
・文理ホームページから無料ダウンロードできるテストつき!
(http://www.bunri.co.jp/)

・無料スマホアプリ「どこでもワーク」
英単語や計算問題などが、手軽に楽しみながら学習できます。

・透明赤シートつき!
切り取って使う「直前チェック」で大活躍!
公式や重要項目を手軽に確認。

・その他、下じきで使える「要点まとめシート」や、リングにとじて使える「学習カード ポケットスタディ」など、
ふろくがたくさん!

段階式ワークで学習の手順とコツがよくわかります。使いやすい書き込み式!
学校の授業の進度に合わせた展開で、予習・復習・テスト前に最適!
定期テスト対策がより充実。確実に高得点が取れます。
教科書で扱っている発展的な学習内容にもすべて対応しています。丁寧な解説つき!
2色の詳しい解答・解説で、解き方・考え方がよくわかります。使いやすい取りはずし式解答集!

教科書ワーク徹底分析

定期テスト対策の決定版!

教科書にピッタリ合った構成で、テストに合わせて勉強できる!
テストに出るトコ集中学習! 平成28年度新教科書対応版です。

ここが要点テストによく出る予想問題で、定期テスト対策に最適です。

単元ごとに構成。定期テストの範囲に合わせて試験勉強ができます。

書き込み式の要点整理で、教科書の要点が簡単にチェックできます。

「5分間攻略ブック」と赤シートがつきました。赤シートを使って、テスト直前までくり返し確認ができます。

予想問題解答集は答え合わせがしやすいように取り外して使えます。また、考え方・解き方がくわしく解説してあります。

短時間でテスト前の仕上げができます。
 ・「ココが要点」と「テスト対策問題」で、短時間で各単元の要点をチェック!
 ・「予想問題」で、本番を想定してチャレンジ!



教科書の学習だけでは物足りない人に!オールカラーの参考書+問題集!

ビジュアルでわかりやすい説明と、3段階の豊富な問題。
平成24年度新指導要領対応版です。

完全攻略「基本問題」→「標準問題」→「実戦問題」のレベル別3段階構成で、無理なくトップレベルの実力がつきます。

要点確認からテスト対策・入試対策まで。応用力がつきます!

カラーならではビジュアルでわかりやすい説明で、ポイントがよくわかります。

完全攻略テストによく出る問題と最新の入試問題を多数収録しています。

「注意」、「参考」、「攻略」、「ヒント」等のアイコン表示と、豊富なイラスト、写真資料で楽しく学習できます。

「入試にチャレンジ」(国文法)等、特集ページが充実しています。

完全攻略全教科に「定期テスト直前チェック」と赤シートが付いています。

解答集は答え合わせがしやすいように取り外して使えます。また、くわしい解説で考え方・解き方がよくわかります。


高校入試の道しるべ!1年からの「本格的」入試対策問題集!

入試の要点がよくわかる、標準レベルから最高水準までの3段階構成、最新入試を精選収録!

1年の時から「入試に対応できる実力」を着実に積み上げていける受験対策の問題集です。

ハイクラス徹底問題集問題の難易度によって、レベル1(標準問題)→レベル2(やや難しい問題)→レベル3(高度な問題)の3段階構成になっています。

最新の入試問題を数多く収録し、「発展的な学習内容」の問題も取り入れ、国公立・私立高のあらゆる入試に対応できます。

各単元の初めに「入試に役立つ重要ポイント」を簡潔にまとめました。効率よく入試の要点がチェックできます。

ハイクラス徹底問題集別冊の解答集では、各問題の着眼点や考え方をくわしく解説しました。どの問題も解き方が確実に理解できます。

1年の時から実際の入試の文章に触れて、実力をつけることができます。

くわしい別冊解答集で、考え方をくわしく解説してあります。


2011年10月28日

学校教育・教科書の内容はどのように変わったの?

「詰め込み教育」への反省から「ゆとり教育」へと変わり、さらにいま学力低下が問題視される中で、教科書の内容もまた大きく変わっていきます。「詰め込み」でも「ゆとり」でもない、新しい教育方針と内容が提示されています。

学校教育・教科書の内容はどう変わる?各教科に通じて言えることとしては、まず全体の授業時間数が増えていきます。それによって当然内容も広くなったり深くなったりしています。英語に関して言えば、学習する単語数が900から1200と大幅に増え、同時に「コミュニケーション」の力を高めるよう授業内容にも変化があります。国語や社会などを見ても、これからの国際社会への対応と同時に、自分の国と文化をもっと理解し、愛する心を培う姿勢が表れています。

学習者(生徒さん)はもちろんのことですが、学校の先生にとっても大きな変化であることは明らかですね。今後の学校教育では、日本人としての誇りとともに世界に通用する人材育成という観点で、大きな注目を集めるようになるでしょう。

それでは、教科ごとの変化についてご参考ください。

各教科の編集者に聞きました!国語の編集者に聞きました!英語の編集者に聞きました!
社会の編集者に聞きました!数学の編集者に聞きました!理科の編集者に聞きました!

文理の教材は、どのようなきっかけで使い始めましたか?

文理の教材は、どのようなきっかけで使い始めましたか?姉が文理さんの「教科書ワーク」などを使って高校受験に成功しているのを見てきましたので、自然と私も文理さんを使うようになりました。

といっても本当は、せっかく中学に上がるのですから、参考書も新しく気分を一新したかったのですが。(笑)

きっかけは姉でしたが、使ってみてその使いやすさが分かりました。
いまでは、自分で選べと言われても文理さんを選ぶと思います。本当です。

どんなところが気に入っていますか? または役に立っていると思われますか?

どんなところが気に入っていますか?姉に倣って、私も「中間・期末攻略本」をメインに使っています。

文理さんの参考書はまとめがしっかりしていて分かりやすいので、授業のサポートにはぴったりだと思います。これも姉からの譲りですが、私も授業のノートをしっかりとっています。

そして分からなかったところは帰ってから文理さんの参考書の解説を読んでその日のうちに解決するようにしています。

特に中間と期末に大きいテストのある中学校では、一度のテスト範囲が
とても広いので、「攻略本」があるととても助かります。というか、
「攻略本」がなかったら、とても追いつけなかったと思います。

小学校から中学校に上がって、勉強の仕方や内容にどのような変化がありましたか?

勉強の仕方や内容にどのような変化がありましたか?一番大きいのは、スピードとテスト範囲です。小学校ではゆったりと授業が進んで、理解するための時間がありましたが中学校ではどんどん先へ進んでしまって、授業だけではとても追いつけません。

また小学校では授業内容を忘れないうちに小さなテストがたくさんあって、いま振り返るととても生徒のことを考えてくれていたと思いますが、中学校では中間・期末に大きなテストがあって、その成績がとても大切です。

当然テスト範囲も小学校とは比べ物にならないくらい広くなりますし、その分、準備も大変になります。
「攻略本」はそういった中学校の勉強に合った、とても役立つ参考書です。

授業の難しさも大きく変わりましたね。
教科も9教科になって、問題量もずっと増えました。暗記しなければ
ならないこともどんどん増えていく感じです。
暗記は時間をかければできますが、数学のように「考える」問題を解くには
毎日の練習が大切だと思います。本番(テスト)では時間にも限りがありますので
普段から時間を意識しながら練習する必要があります。
小学校とはずいぶん違いますね。

本当は、中学校に上がるのはとても不安だったんです。
私には姉がいたので、中学校がどんな感じなのは、いつも根掘り葉掘り
聞いていました。

いつもどんな風に勉強されていますか?

いつもどんな風に勉強されていますか?不安を忘れるために、中学校に入ってすぐ部活を始めました。
いまでは毎日練習で、くたくたになって家に帰ります。
やりたいことがたくさんあって、ヒマな時間なんかちっともありません。(笑)

それでも家に帰ったら、すこし気分転換にインターネットを覗いたりして休んで、ご飯を食べてから勉強を始めます。部活でくたくたになってご飯を食べると眠くなって勉強も大変ですが、それでもその日の授業内容は必ず復習するようにしています。

私は姉のように美術系とか、自分の進みたい道がはっきりとあるわけでは
ありませんが、行きたい高校が見つかったときに、中1からもっとちゃんと
勉強しておけば良かった、などと後悔したくありませんからね。

うちは幸い学校から徒歩5分ほどの距離にあるので、登下校で無駄な時間を
使うことがありません。いまではテレビを見る時間があったら、ひとつでも
漢字や英単語を覚えるために使いたいですね。

テストの範囲が広くなった上に、部活などで時間が少なくなっただけ、
的確な参考書があるととても助かります。私にとっては、それが文理さんの
「攻略本」なんです。本当に助かっています。

取材後記

かりんさんは中学校からハンドボール部に入って、毎日ハードな練習を続けています。それだけに自由な時間も少なくなって、効率的な生活が求められているようです。勉強も大切な中学校で、授業にしっかりついていって良い成績を残すのは簡単ではありません。部活をしていればなおさらですね。そんなかりんさんのお勉強に、文理の参考書が役立っているのはとても嬉しいことです。文武両道を実践されるかりんさん、これからも部活、勉強と頑張ってください!

文理の教材は、どのようなきっかけで使い始めましたか?

文理の教材は、どのようなきっかけで使い始めましたか?はじめて文理の「教科書ワーク」を使い始めたのは、小学校2年生のころです。

お母さんが塾※で使っているのがきっかけでしたが、学校が終わって家に生徒さんが集まってくると、私も好奇心で授業を覗くようになりました。そこで「教科書ワーク」が使われていて、私も自然と「教科書ワーク」を使うようになりました。

塾で教えているときのお母さんは、厳しいこともありますが、
塾のおかげで学校の授業の内容もよく理解できるようになって、たのしくなりました。

※文理注:
綺更さんのお母様、まどかさんは神戸で塾を営んでおられます。教科は算数・数学と英語。小学校1年生から中学校3年生まで、10人ほどの生徒さんを抱えて、毎日学校が終わってから夜8時くらいまで、その日授業で習ったことの復習から高校受験の対策まで、文理の「教科書ワーク」を使って親身に教えられています。

どんなところが気に入っていますか? または役に立っていると思われますか?

どんなところが気に入っていますか? 解説がとてもわかりやすいところが気に入っています。
授業で先生の解説がわかりにくかったり、理解できなかったときなどに、「教科書ワーク」で復習するとよくわかったりします。

とくに、私は数学が苦手で、小学校のころは授業もたのしくありませんでした。

それが、お母さんの塾や、そこで使っている「教科書ワーク」で予習してから学校に行くようにすると、授業もわかってたのしくなって、だんだんと苦手な数学も好きになってきました。

小学校から中学校に上がって、勉強の仕方や内容にどのような変化がありましたか?

勉強の仕方や内容にどのような変化がありましたか?教科が増えましたし、レベルも高くなって難しくなりました。
授業のスピードも、小学校に比べたらずいぶん早くなりました。わからないことをそのままにしておくと、あっというまに追いつかなくなります。
ですので、その日の授業でわからなかったことがあったら、その日のうちに解決しておくことがとても大切だとおもいます。

私の場合は、先生の解説でわからなかったことを、お母さんに聞いたり、「教科書ワーク」で調べたりして理解するようにしています。
「教科書ワーク」には、とても助けられていますね。お母さんの授業で使っているのがきっかけで始めたのですが、いまではなくてはならない勉強のパートナーです。

いつもどんな風に勉強されていますか?

いつもどんな風に勉強されていますか?学校が終わって帰宅してから、毎日復習をするようにしています。
その日わからなかったことを、きちんと理解できるまでは「教科書ワーク」で復習して、それでもわからなかったことはお母さんに聞いたりしています。

学校の授業内容が難しくなって、暗記しなければならないことも増えました。
特にテスト前などは暗記が大変で、ひとりでぶつぶつ独り言のように口に出して覚えるようにしています。
手で書いて、耳で聞いて、声に出して、五感をできるだけ使って全身で覚えるようにしているんです。

中学に上がって、教科も増えたし授業も難しくなりましたけど、「教科書ワーク」のおかげで苦手な数学もたのしくなったり、とても助けられています。
これからも、頑張って勉強を楽しみながら頑張ります!

お母様まどかさんのコメント

お母様まどかさんのコメント綺更は自立心がとても強くて、小学校の頃から自分の勉強法は自分で考えて見つけ出してきたようです。

学校の先生にもその辺が評価されたのでしょうか、学級を代表して課題を発表したりもさせてもらっていました。中学校に上がるときはいろいろと変化があり、戸惑い気味でしたが、「教科書ワーク」という強い味方もありましたし、なんとか自分のやり方を見つけてきたようです。

友達にも恵まれて茶道を始めたり、充実した中学生活をスタートしています。これからも母として、時には教師として、綺更の生活全体を「教科書ワーク」と一緒にサポートしてあげたいと思っています。

取材後記

綺更さんは中学校に入って、小学生の頃からやってみたかったという茶道を始めまました。友達に誘われて仮入部してみたところ、足がしびれることもありますが、お抹茶を立てる所作がたのしくて入部したということです。勉強とうまく両立して、中学生活を満喫してほしいですね! 文理も「教科書ワーク」で応援しています!

学年別 教科書ワーク徹底分析

中学1年生中学2年生中学3年生

教科書改訂で理科の授業の内容はどのように変わりますか?

大きな変化としては、これまでの1分野上下、2分野上下の4分冊方式から、学年別の3分冊方式に変わることが挙げられます。学年の段階に応じたスパイラル(反復)学習による基礎的・基本的な知識・技能の定着、という大義が掲げられており、これは数学の教科書改訂における方針と同様のものです。そのため、中には算数や数学の要素を掲載している教科書もあるほどです。

理系教科は今回の改訂において特に変化の大きい分野になります。理科では教科書のボリュームが3年間で45%増と、非常に大きく増加しています。その中で単元にも「イオン」、「遺伝」、「進化」といった、「ゆとり教育」で一度はなくなった分野が復活しています。この改訂の根底には、理科教育を通じて自然界の仕組みについて学び、「科学的な思考力・表現力」を育成するという理念があります。

「教科書準拠」の理科の参考書を使うことにはどのようなメリットがありますか?

数学でも同様のようですが、理科でも教科書の内容が広く深くなっていることで、教科書をしっかり理解していればある程度の学力が身に付くようになっていると言えます。ならば学校の授業さえしっかり聞いていれば良いように聞こえますが、中学校では生徒の「自発的」な学習が要求されます。ある程度は自分で調べたり、クラスメートと相談するなどして、自分の力で理解することが必要です。そこが小学校とは大きく異なる点です。

こうした中学校の学習において、授業ではカバーしきれない教科書の内容をしっかり家で学習するためにも、授業内容を理解して積極的に参加するためにも、教科書準拠の教材は最適なんです。

中学教育における理科の勉強で、ポイントとなるものはどこにあるでしょう?

中学校は、高校受験から大学進学までを見据えた準備を行う上でも重要な時期と考えられます。

理科には、覚えればいい部分と、基礎から積み上げなければならない部分があります。覚える部分に関しては取り組みやすいと思いますが、積み上げ部分は基礎がしっかりしていないと理解できませんし、次のステップへ進むこともできなくなります。

暗記だけに頼るのではなく、なぜそうなったのかまで突き詰めて理解できることが必要になります。中学教育の基本はなんといっても教科書ですから、どうか皆さんも学校の教科書を大切にしていただきたいと思います。

中学生へ理科の勉強に関してアドバイスはありますか?

中学生は自発的に学習の大切さに気づく時期でもあります。

理科に限ったことではないと思いますが、授業を中心にした学校生活を「楽しむ」には、まずいろんなことに興味を持つことです。興味のあることは長続きするでしょうし、自発的に調べたいという気持ちにもなるでしょう。授業や実験、観察にも積極的に取り組んで、いろんなことに興味・関心を持って接していただきたいです。とにかく理科という教科を好きになって、楽しむことが一番の近道ではないでしょうか。私たちもそれを目標に、教材作りをしています。

文理では、理科の教材を作る際に、どのような点に注意していますか?

受験や日常学習など、使う人の目的に応じて役立てられる教材でありたいと思っています。問題は分かりやすく、学習効率の良い「良問」の作り方をいつも考えています。長年の経験が詰まっているのが文理の教材の強みでもありますから、ぜひ信頼して、教科書とともに大切に使っていただきたいですね。

学習指導要領や教科書の改訂で、数学の授業の内容はどのように変わりますか?

まず小学校の算数で大きな改訂があったことを受けて、中学校の数学では小学校へ下りていった学習内容を補充する形で新たな内容が盛り込まれたり,今まで「発展的な学習内容」とされていた内容が通常の正規の内容になったりしました。中学校の場合は、教科の内容として難易度が上がったというよりも、課題が増えたことによって教科書自体の厚みがかなり増え,授業の時間数も増えたことが特徴です。学習内容の変化だけを見れば、小学校の方が変化は大きかったでしょう。小学校の若い先生には、この変化に対応するために苦労されている方もいらっしゃるかもしれません。

授業水準としては、ゆとり教育が導入される前の状態に戻る方向に進んでいると言えば簡単でしょう。しかし学習指導要領の内容は、単に戻ったというわけではありません。これは他の教科にも共通して言えることですが、「ゆとり」と、それ以前の「詰め込み」への反省は残っています。この反省が反映された新たな学習指導要領には、より建設的な教育方針が打ち立てられています。

改善事項には、「国際的な通用性」「内容の系統性」の観点から指導内容を充実、と難しい表現が使われていますが、数学という世界共通言語の理解と発展によって、国際的な人材育成を目指していると解釈できます。この理念は、「詰め込み」でも「ゆとり」でも実現できないものでしょう。これに従った授業内容の拡大と深化であれば、今回の改訂について心配されている親御さんもご理解いただけるのではないでしょうか。

「教科書準拠」の数学の参考書を使うことにはどのようなメリットがありますか?

先に述べたように、今年からは従来よりも学習内容が増えます。必要なのは、この教科書と授業の内容にしっかりとついていくことですね。ボリュームも時間も増えていますので、生徒さんの学習範囲は広く深まっています。授業での疑問を残したままにしておくと、あっという間についていけなくなるでしょう。

そこで役立つのが、教科書内容に準拠した教材です。教科書には明示されていないがよく問われるポイント,教科書では少し舌足らずと思われるポイントを補完するのが,教科書準拠の強みです。個人の塾では、テキストに文理の「教科書ワーク」を使われているところもあります。それは、やはり教科書の内容をしっかり理解しておくことがなによりも重要であることが認められているからでしょう。

数学を学ぶ上でのポイントとなるものはどこでしょう?

数学は、Key of Universe と表現されるように、世界の万象の謎を解くカギのようなものです。数学を学ぶことで物事の構造がわかり、組み立て方がわかり、変化の仕方を解明するのに役立ちます。自然界、人間界にはたくさんの謎があります。それを解くカギとなる数学は、実際にいろんな暗号にも応用されています。ですので、数学を勉強するといろんな謎を解くカギを手に入れられるぞ!と言うことができますね。そこに興味を持ってもらえることが、数学の学習を楽しくするポイントだと思います。

とにかく、楽しく勉強するためには興味を持つことです。好奇心が強ければ強いほど、問題を解くことも楽しくなりますし、難解な問題であればあるほどぶつかっていくエネルギーにもなるでしょう。

数学の勉強に関してアドバイスはありますか?また、文理の教材を使うメリットは?

小学校の算数よりも中学校からの数学の方がよりロジカルで、ルールに基づいて行うゲームのような感覚があります。ルールに従えば、ここまでできるんだという達成感を感じられるでしょう。高度な数学では話も違ってきますが、中学の数学レベルなら解答はだいたいひとつで、その答えにたどり着いたときには大きな達成感があると思います。また、中学数学では手持ちのルールの数は少ないけれど、それらを組み合わせることによって大きな構成を構築でき、そのロジックが整然としたときには清々しさのような感覚すら覚え、それが数学を好きになるきっかけになるでしょう。

文理の教材は、解説とまとめが区分けされており、分からないからすぐに解説を見てしまうのではなく、ヒントを得ながら自力で解くことの面白さを感じてもらうようにできています。大切なのは、解答に導くまでの過程に面白みを感じてもらうことですから、単純に答えだけを記載するのではなく、解説も丁寧に分かりやすく工夫しています。演習問題にもバリエーションを持たせて、多くの問題に触れることで自分の中のルールブックを充実してもらえるようにしています。

文理では、数学の教材を作る際に、どのような点に注意していますか?

なかなかご利用者の生の反応というものに触れる機会は少ないのですが、時折「ここまで解説してくれて役立った」という声をいただきます。そうするとかえって「ここまでやることを求められているのか」という気づきにもなり、自己叱咤とともに達成感を感じられます。逆に批判の声をいただけば、更なる改善への気構えが強まりますし、編集者としてはむしろありがたい声だと感謝しています。

「教科書準拠」を掲げているので、内容だけではなく中身の構成の仕方にも気を遣っています。どうすれば教科書と照らし合わせても見やすく分かりやすくできるか、と考えながら構成し、かつ教科書をサポートできるだけの情報をどう盛り込んでいくかということも考えなければなりません。とにかく、使いやすくて分かりやすい教材でなければ、数学を好きにはなってもらえませんから。そこにいつも重点を置いて作っています。

学習指導要領や教科書の改訂で、社会の授業の内容はどのように変わりますか?

学習指導要領や教科書の改訂で、授業の内容はどのように変わりますか?授業の時間数が1割ほど増加するに伴って、社会のそれぞれの分野の学習内容も深くなり、増えていきます。特に地理の学習内容には大幅な変更があり、世界地理(6地域)と日本地理(7地域)の諸地域をすべて学習するようになっています。歴史においては、日本史では近現代が充実。世界史では四大文明や三大宗教、中世ヨーロッパ史などが増えています。公民では社会の問題に向き合えるような概念の学習が扱われています。

今回の学習指導要領の改訂は、「詰め込み型」だった10年前までの教育姿勢から「ゆとり教育」に変わり、それによって一般常識の不足が指摘され始めたことへの反省がきっかけではありますが、単純に10年前に立ち戻ったわけではありません。学習の水準は10年前に戻ったと言えますが、その意図や目標には変化があります。

今回の改訂全体の目標として、社会生活についての理解を深め、日本国土と歴史に対する理解と愛情を育てることが掲げられています。簡単に言えば、社会の学習を通じて世界における日本を学び、もっと好きになってもらう、ということですね。

また、国際社会に生きる上で、日本が「平和」で「民主的」な国家と社会の形成者であることへの理解を深め、その一員としての資質を育む、という目標もあります。ちょっと中学生には難しい内容かもしれませんが、編集者としては,少しでもその理解に役立つ教材にしたいと思っています。

「教科書準拠」の社会の参考書を使うことにはどのようなメリットがありますか?

学校教育の基本が教科書にあることは明らかです。社会もほかの教科と同様に徐々に学習範囲が広がり、内容が深くなっていきますから、まず学校の授業内容をしっかり押さえることがなにより大切です。

学習量も時間数も10年前の水準に戻っただけに、学校の授業についていくのも大変になるでしょう。そんなときに、教科書準拠の参考書はきっとお役に立てるはずです。勉強を楽しんで、好きになるためにも、学校の授業で疑問点を残したままにはしたくないですし、授業だけでは理解が追いつかないこともあります。その日の疑問をその日のうちに解決するには、やはり教科書準拠の教材の存在は大きいでしょう。「教科書ワーク」を始めとする文理の教材は、そうした目的のために作られています。

社会の勉強に関してアドバイスはありますか?

社会科には,文化や歴史だけでなく、世界における地理関係、経済情勢、生活水準、国土の問題など、身の回りから国際社会に羽ばたいていくために必要な要素がたくさん詰まっています。社会の授業で学んだことが基盤になって、日本について考え、発言できる人物になってくれればと強く願います。せっかく日本に生まれたのですから、自分の国を理解して好きになれた方が幸せですよね。

文理の教材は学校教育の中心になる教科書を補佐するためのものですから、ご家庭でもぜひ活用していただきたいと願います。

文理では、社会の教材を作る際に、どのような点に注意していますか?

とにかく分かりやすさ、理解のしやすさですね。理解できれば、勉強が楽しくなります。楽しくなれば、自然と教科が好きになります。社会という教科を好きになってもらうこと、それが一番大切ですから。好きになって、興味を高めてもらって、身の回りを取り巻くさまざまな事象に関心を持ってもらって、学習意欲につなげてもらえればと願います。文理では、つねにそうした願いを実現させるための教材作りを心がけています。いつも教科書の隣に文理の教材が置かれていることを、心から願っています。

教科書改訂で英語の授業の内容はどのように変わりますか?

教科書改訂で授業の内容はどのように変わりますか?簡単に言うと、授業の時間が週3時間から4時間に増え、その分、内容も厚くなります。文法の授業範囲は変わりませんが、まず習得する単語数が900から1200単語へと、3割ほど増えています。
次に,「聞くこと」「話すこと」「読むこと」「書くこと」の4技能を総合的に育成し,それらを統合的に活用できるコミュニケーション能力も重視されています。

また、教科書内容の変化としまして、第2言語としての英語の習得のみにとどまらず、母国語である日本語との違いについても意識して改訂されています。

「教科書準拠」の英語の参考書を使うことにはどのようなメリットがありますか?

英語の学習には,文法だけではなく基礎となる単語や連語の学習が不可欠になります。その英語の基礎を身につけるという意味では,学校の教科書はとても適していると言えます。だから,教科書準拠の教材は、語学の基礎力を固める上でも役立つものなのです。

中学教育における英語の勉強で、ポイントはどこにあるでしょう?

中学教育における英語の勉強で、ポイントはどこにあるでしょう?どの教科についても同じことが言えるかもしれませんが、英語力はコツコツとした学習の積み重ねで身につきます。教科書で学習する基礎的な文法事項を身につけ,単語や連語をひとつひとつ覚えていくことが、英語に自信を持てるかどうかの大きな違いにもつながります。

また、英語教育は中学校から本格化します。まだ簡単なうちからきちんと学習をはじめて、コツをつかむことが、苦手教科にしないためにも肝心です。

2011年10月27日

英語の勉強に関してアドバイスはありますか?

英語はなんと言っても国際語です。よく使われている表現ですが、英語を習得することでコミュニケーションの幅がどれほど広がるかを想像して、わくわくしていただきたいですね。その気持ちが学習意欲につながって、英語を学ぶことが好きになると思います。

文理の教材は、自宅で学習するために適した作りになっています。「教科書ガイド」、「教科書ワーク」、「中間・期末の攻略本」といった<教科書準拠>の参考書は、授業で分からなかった内容を補足するのにも最適です。まずは学校の教科書をベースにして、授業にしっかりとついていける基礎力を身につけることが大切でしょう。

文理では、英語の教材を作る際に、どのような点に注意していますか?

ステップを踏んで段階的に学習できるていねいな作り,そして消化不良にならないようなわかりやすい解説を心がけています。
編集者は長年教材作りを続けるうちに、ついつい編集立場で考えるようになってしまいがちですが、大事なのは生徒さんが使いやすく、教科を好きになれる教材を作るということ。そのためには、常に使う人の視線を持ち続けることが大切だと考えています。

教科書改訂で国語の授業の内容はどのように変わりますか?

国語に関しては、中学2年生から授業単位が1時間増えます。それに伴って、当然授業内容の量も増えていきます。どの教科書も5~20%程度厚くなっています。

教科書改訂で授業の内容はどのように変わりますか?具体的には、「話す・聞く」、「読む」、「書く」といった国語の主要領域のほか、今回の学習指導要領の改訂で「言語事項」が「伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項」に改められたのが特徴的です。古典など,日本の言語文化にもっと親しむことで、日本文化そのものに若くから興味を持ってもらいたいという意向があると考えられます。

この学習指導要領の改訂に伴い,教科書では古典の教材や漱石や鴎外など近代作家の作品が増えています。また,書かれた内容を正確に把握して、それを自分の言葉で説明するという課題も増え、教材を通して「思考力」や「判断力」の強化が意図されています。

「教科書準拠」の国語の参考書を使うことにはどのようなメリットがありますか?

「教科書準拠」の参考書を使うことにはどのようなメリットがありますか?まず教科書に掲載されている作品をしっかりと理解し、自分の力に変えていくためにも、教科書準拠の教材はきっと役に立ちます。時間的な問題で授業では説明しきれなかった内容でも、文理の教材でしっかりと補足し理解できるように作られています。理解できれば、国語を好きになることができます。好きになれば、表現力も自然と身についてきます。国語教育の基本は、ほかの教科と同様に「好き」になることから始まります。国語を好きになり、日本語を好きになることから、すべての力への道筋が生まれてきます。

文理では、国語の教材を作る際に、どのような点に注意していますか?

国語は解答が1つとは決まらないとも言われますが,少なくとも中学校の学習ではすじみち立てて考えることにより,解答を導き出すことができるものです。そのために必要なのが基本的な問題で道筋をつくる考え方を学ぶことであり,それが身につくよう心がけています。
文理にはその点で長年の経験がありますので、<教科書準拠>という帯を掲げることができるのです。

1.質・量ともにアップします。

1.質・量ともにアップします。それでは中学校の教科書はどう変わるのでしょうか。

質的な面では、発展的内容が通常扱いになったり,
上の学年の内容が下の学年に移動したりするなど,
全体的に難易度が高くなっています。
量的な面では、ページ数が全教科平均で約25%増加。
主要5教科に絞れば、約33%の増加と、大幅に増えています。
特に理系教科のページ増が目立ちます。

2.「言語の力」が重視されています。

2.「言語の力」が重視されています。ただ丸暗記するのではなく、筋道をたてて説明したり、
考えている意見を言い合ったりする内容が増えています。

3.伝統や文化に関する記述が増えています。

3.伝統や文化に関する記述が増えています。国語では、歴史的背景に注意して古典を読む。
社会では、身近な地域の歴史や各時代の文化を学習する。
など、日本固有の伝統や文化を理解、興味が持てる内容で展開していきます。

また、教科書バリアフリー法に従い、
大判サイズや文字の大きな教科書も用意されています。

2011年10月20日

ハイクラス徹底問題集を買う

定価:各980円(+税)
刷色:2色刷
判型:A5判
頁数:160~232ページ
点数:全15点

≪ラインナップ≫
国語:1年・2年・3年
社会:地理・歴史・公民
数学:1年・2年・3年
理科:1年・2年・3年
英語:1年・2年・3年

※ほかに,「高校入試 ハイクラス徹底問題集」シリーズもあります。

ハイクラス徹底問題集はここから購入できます。
キュリオで買う

完全攻略を買う

定価:各1,200円(+税)
刷色:オールカラー
判型:B5判
頁数:168~192ページ
点数:全15点

≪ラインナップ≫
国語:文章読解・国文法
社会:地理・歴史・公民
数学:1年・2年・3年
理科:1年・2年・3年
英語:1年・2年・3年・英文法1~3年


※ほかにも「完全攻略シリーズ」があります。

完全攻略はここから購入できます。
キュリオで買う

中間・期末の攻略本を買う

定価:各680円(+税)
刷色:2色刷
判型:B5判
頁数:80~88ページ
点数:全66点

≪ラインナップ≫
  国語 社会 数学 理科 英語
  1~3年 地・歴・公 1~3年 1~3年 1~3年
東京書籍版
大日本図書版      
開隆堂版        
学校図書版    
三省堂版      
教育出版版    
光村図書版        
帝国書院版        
啓林館版      
数研出版版        
日本文教版        

中間・期末の攻略本はここから購入できます。
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中学教科書ガイドを買う

定価:1,000~2,200円(+税)
刷色:2色刷(一部1色)
判型:B5判
頁数:112~304ページ
点数:全45点 (光村図書版 「漢字・語句のガイド」を含む)

≪ラインナップ≫
  国語 社会 数学 理科 英語
  1~3年 地・歴・公 1~3年 1~3年 1~3年
東京書籍版
大日本図書版      
学校図書版  
帝国書院版        
日本文教版        
数研出版版        

中学教科書ガイドはここから購入できます。
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教科書ワークを買う

定価:各1,200円(+税)
刷色:オールカラー
判型:B5判
頁数:152~234ページ
点数:全83点

≪ラインナップ≫
  国語 社会 数学 理科 英語
  1~3年 地理 歴史 公民 1~3年 1~3年 1~3年
東京書籍版
大日本図書版          
開隆堂版            
学校図書版      
三省堂版          
教育出版版
光村図書版          
帝国書院版        
啓林館版          
日本文教版      
数研出版版            
標準版          

中学教科書ワークはここから購入できます。
キュリオで買う

高校生インタビュー(ペンネーム:しおりんさん)

中学生の頃は文理のどの教材を、どのように活用されていましたか

高校生インタビュー「教科書ワーク」と「中間期末攻略本」を使っていました。文理さんを使い始めたきっかけは、いまでも覚えています。中学校に上がってすぐ、教科書の名前をすべて書き控えて本屋さんに行きました。教科書準拠の参考書は他社さんもいろいろ出していましたが、文理さんの参考書は背表紙が白基調で目立っていたんです。ふっと手に取って中を見てみると、解説が丁寧で使いやすそうに思えました。第一印象がとても良かったのが、使い始めたおおきなきっかけですね。

実際に使ってみると、第一印象の通りとても使いやすいことがわかりました。特に「攻略本」では課題のまとめと演習がうまくまとまって分けられていて、解いていてもできているとことできていないとこが良く分かりました。まとめを理解してから演習を解くという流れがきれいにできていたので、問題を理解しやすかったですし、見直したときにもどこでつまずいたかすぐに分かりました

「攻略本」は主にテスト前に活用しました。重要なポイントなどが分かりやすくまとまっていたのと、範囲が広くなった中学校のテスト対策も、無駄なく行うことができたのが助かりました。

高校受験で成功した秘訣を簡単にご紹介くださいますか? 大切なのはどのような勉強方法にあったのでしょうか?

高校受験で成功した秘訣高校受験は、およそ7:3の割合で「内申点」の評価と「受賞歴など」の評価が分かれています。特に私のいた中学校では、テストの点数で評価を決める先生が多かったように思います。それだけ、毎回のテストできちんと成績を残すことがとても重要でした。私はなんとか前期試験で志望校に合格できましたが、それも文理さんの参考書で授業内容をしっかりフォローして、テストで成績を残すことができたおかげだと思っています。

勉強の秘訣など、語れるほどではありませんが、言えることは「繰り返し」がとても大切だということでしょうか。すべての教科に対して言えることだと思いますが、特に国語、英語では長文問題が増えてきます。それに慣れるためにも、できるだけ多くの文章を読み、演習を繰り返し解くことが重要と思います。数学なども、たくさんの問題を繰り返し解くことで問題のパターンが頭に入ってきます。私は社会や理科などの暗記科目は得意でしたが、テストの本番中に考えて解かなければならない数学は苦手でした。それだけに繰り返し演習を解いてパターンを身につけておくことで、本番のときにも柔軟に対応できることが大切でした。パターンが身に付くと、ちょっと問題の内容が変わっても「あ、これどっかで見たことがある」と気づくことができます。文理さんの参考書は、「繰り返し演習」にはとてもいい参考書だと思います。


文理の教材は、しおりんさんの勉強方法に、どのようにマッチしていましたか?

高校生インタビュー先にお話した「繰り返し」の勉強法に、文理さんの参考書はとてもマッチしていました。まとめ、演習がわかりやすく分かれているので、間違えた問題にはチェックをつけてやり直し、解けたらチェックを消す、解けなかったらいつまでも繰り返し解いてみる、という方法でもとても使いやすかったです。

また、私は数学が苦手だったとお話しましたが、一度「攻略本」の中のグラフの問題が、学校のテストにそのまま出たことがあります。学校の教科書に載っている演習問題の解答は、途中の計算式を除いた答えだけ、ということも珍しくありませんが、文理の参考書には答えまでの過程の説明がとても丁寧に載っています。計算式がしっかり説明してあると、自分がどこで間違えたのかを見つけやすいですし、それだけ早い理解につながりますね。この、「答えの分かりやすさ」は、とても大きなポイントだと思います。

あと付け加えると、他の教科書ワークでは見出しや説明文に色をたくさん使っていて、一見華やかで楽しげですが、使ってみると重要なポイントがどこにあるかがはっきりしなくて、かえって分かりづらくなることがあります。その点、文理さんの参考書は基本、白・黒・灰色と、色を抑えて作られているので、重要なポイントだと思ったら自分でハイライトをつけたり、赤色でチェックをつけたりと、自分なりの配色ができてとても分かりやすく作ることができます。

それと、私にとってとても良かったと思うのは、「うっかりミス」のコーナーです。まめ知識のようなものが大好きなので、ちょっとしたヒントなんかを教えてもらえるととても役立ちますし、やる気にもなります。そしてこうしたテキストの文章が、短く端的にポイントを押さえていて、読んでいてもポンポンポンとリズムよく頭に入りやすいのも気に入っています。よく考えて文章を書かれているな、と感じますね。

最後に、現役高校受験生や、受験生予備軍の中学生に向かって、先輩としてエールの言葉をいただけますか?

高校生インタビューどうしましょう...。(笑)
中学生は、入学と同時に高校受験の準備が始まる大切な時期だと思います。勉強も大変になりますが、部活などやりたいこともどんどん増えてきて、時間がいくらあっても足りなく感じるでしょう。そんな中で効率よく、しっかりと学力を身につけるのは簡単ではありませんし、辛く感じることもあると思います。でも、どんなことでも真剣に頑張ればきっと楽しくなります。中途半端な気持ちでやれば、中途半端な達成感しか得られませんし、本当にやりたいことも見えなくなってしまいます。

でも、ノンストップで頑張り続けるのも無理がありますね。大切なのは、メリハリをしっかりつけて、自分のペースをコントロールすることだと思います。勉強にもきちんと休憩を入れてメリハリをつけないと、頭の中がごちゃごちゃになってしまいます。自分にご褒美をあげるのもいいでしょう。私は、1時間勉強を頑張ったら、チョコクッキーをひとつ自分に許すといったことをしていました。(笑)

あと、自分なりの「楽しい勉強方法」を見つけることも役立ちます。私が気に入っていたのは、「ノート作り」です。自分で勉強したことや、授業中に習ったことなどをノートの中で分類できるようにして、あとで復習するときにも分かりやすくなる工夫をしました。自分で勉強したことがテストに出れば嬉しいですし、特に中学校では先生が授業中に話した内容がテストに出ることが良くあります。それをノートにしっかり書き留めておけば、復習もできますし、テスト対策もばっちりになります。とにかく、授業もテストも中心は教科書。塾の参考書もいいですが、やっぱり受験勉強で一番大事なのは、教科書をどれだけ理解できているかだと思います。私の友人で、受験前に塾の参考書だけ残して、学校の教科書を全部捨ててしまった人がいましたが、とても驚きました。みなさんはどうか教科書を捨てないで、大切に役立ててください。

偉そうなことを言いますが、高校受験には内申点が大きく影響すると言ったように、中1からの成績の積み上げがとても大切です。高校受験を前にやりたいことが見つかったとき、そこから頑張って志望校を変えても合格が難しいこともあります。そんなとき、「やっとけばよかった」と後悔したくないですよね。とかく、中2になると気持ちも緩んでだらけ気味になったりします。中だるみには注意して、目標を持って頑張ってください。

北海道学力コンクールで文理が推薦されています!

2011年10月19日

編集後記

しおりんさんは美術の道を目指して、その専門の過程がある高校を選び、見事に合格されました。夢は空間演出の仕事に就くこと、そのために、大学は美術大学へ進みたいと、高校1年生のいまからしっかり目標を持たれています。驚いたのは、すでに志望の大学まで決めて、オープンキャンパスに参加してきたとか。すごい行動力ですよね。取材にはギターを抱えてやってきました。歌うのが好き、というしおりんさんは、部活で軽音楽部のボーカルを練習しています。高校生活を満喫されているのも、中学時代にしっかりと目標を見つけて、それに向かって頑張られたからですね。そんなしおりんさんの夢実現に、文理の参考書が少しでもお役に立てたと聞いて、とても嬉しくなりました。これからも、夢を追いかけて頑張ってください!


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