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2011年10月27日

英語の勉強に関してアドバイスはありますか?

英語はなんと言っても国際語です。よく使われている表現ですが、英語を習得することでコミュニケーションの幅がどれほど広がるかを想像して、わくわくしていただきたいですね。その気持ちが学習意欲につながって、英語を学ぶことが好きになると思います。

文理の教材は、自宅で学習するために適した作りになっています。「教科書ガイド」、「教科書ワーク」、「中間・期末の攻略本」といった<教科書準拠>の参考書は、授業で分からなかった内容を補足するのにも最適です。まずは学校の教科書をベースにして、授業にしっかりとついていける基礎力を身につけることが大切でしょう。

文理では、英語の教材を作る際に、どのような点に注意していますか?

ステップを踏んで段階的に学習できるていねいな作り,そして消化不良にならないようなわかりやすい解説を心がけています。
編集者は長年教材作りを続けるうちに、ついつい編集立場で考えるようになってしまいがちですが、大事なのは生徒さんが使いやすく、教科を好きになれる教材を作るということ。そのためには、常に使う人の視線を持ち続けることが大切だと考えています。

教科書改訂で国語の授業の内容はどのように変わりますか?

国語に関しては、中学2年生から授業単位が1時間増えます。それに伴って、当然授業内容の量も増えていきます。どの教科書も5~20%程度厚くなっています。

教科書改訂で授業の内容はどのように変わりますか?具体的には、「話す・聞く」、「読む」、「書く」といった国語の主要領域のほか、今回の学習指導要領の改訂で「言語事項」が「伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項」に改められたのが特徴的です。古典など,日本の言語文化にもっと親しむことで、日本文化そのものに若くから興味を持ってもらいたいという意向があると考えられます。

この学習指導要領の改訂に伴い,教科書では古典の教材や漱石や鴎外など近代作家の作品が増えています。また,書かれた内容を正確に把握して、それを自分の言葉で説明するという課題も増え、教材を通して「思考力」や「判断力」の強化が意図されています。

「教科書準拠」の国語の参考書を使うことにはどのようなメリットがありますか?

「教科書準拠」の参考書を使うことにはどのようなメリットがありますか?まず教科書に掲載されている作品をしっかりと理解し、自分の力に変えていくためにも、教科書準拠の教材はきっと役に立ちます。時間的な問題で授業では説明しきれなかった内容でも、文理の教材でしっかりと補足し理解できるように作られています。理解できれば、国語を好きになることができます。好きになれば、表現力も自然と身についてきます。国語教育の基本は、ほかの教科と同様に「好き」になることから始まります。国語を好きになり、日本語を好きになることから、すべての力への道筋が生まれてきます。

文理では、国語の教材を作る際に、どのような点に注意していますか?

国語は解答が1つとは決まらないとも言われますが,少なくとも中学校の学習ではすじみち立てて考えることにより,解答を導き出すことができるものです。そのために必要なのが基本的な問題で道筋をつくる考え方を学ぶことであり,それが身につくよう心がけています。
文理にはその点で長年の経験がありますので、<教科書準拠>という帯を掲げることができるのです。

1.質・量ともにアップします。

1.質・量ともにアップします。それでは中学校の教科書はどう変わるのでしょうか。

質的な面では、発展的内容が通常扱いになったり,
上の学年の内容が下の学年に移動したりするなど,
全体的に難易度が高くなっています。
量的な面では、ページ数が全教科平均で約25%増加。
主要5教科に絞れば、約33%の増加と、大幅に増えています。
特に理系教科のページ増が目立ちます。

2.「言語の力」が重視されています。

2.「言語の力」が重視されています。ただ丸暗記するのではなく、筋道をたてて説明したり、
考えている意見を言い合ったりする内容が増えています。

3.伝統や文化に関する記述が増えています。

3.伝統や文化に関する記述が増えています。国語では、歴史的背景に注意して古典を読む。
社会では、身近な地域の歴史や各時代の文化を学習する。
など、日本固有の伝統や文化を理解、興味が持てる内容で展開していきます。

また、教科書バリアフリー法に従い、
大判サイズや文字の大きな教科書も用意されています。


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