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高校生インタビュー(ペンネーム:しおりんさん)

中学生の頃は文理のどの教材を、どのように活用されていましたか

高校生インタビュー「教科書ワーク」と「中間期末攻略本」を使っていました。文理さんを使い始めたきっかけは、いまでも覚えています。中学校に上がってすぐ、教科書の名前をすべて書き控えて本屋さんに行きました。教科書準拠の参考書は他社さんもいろいろ出していましたが、文理さんの参考書は背表紙が白基調で目立っていたんです。ふっと手に取って中を見てみると、解説が丁寧で使いやすそうに思えました。第一印象がとても良かったのが、使い始めたおおきなきっかけですね。

実際に使ってみると、第一印象の通りとても使いやすいことがわかりました。特に「攻略本」では課題のまとめと演習がうまくまとまって分けられていて、解いていてもできているとことできていないとこが良く分かりました。まとめを理解してから演習を解くという流れがきれいにできていたので、問題を理解しやすかったですし、見直したときにもどこでつまずいたかすぐに分かりました

「攻略本」は主にテスト前に活用しました。重要なポイントなどが分かりやすくまとまっていたのと、範囲が広くなった中学校のテスト対策も、無駄なく行うことができたのが助かりました。

高校受験で成功した秘訣を簡単にご紹介くださいますか? 大切なのはどのような勉強方法にあったのでしょうか?

高校受験で成功した秘訣高校受験は、およそ7:3の割合で「内申点」の評価と「受賞歴など」の評価が分かれています。特に私のいた中学校では、テストの点数で評価を決める先生が多かったように思います。それだけ、毎回のテストできちんと成績を残すことがとても重要でした。私はなんとか前期試験で志望校に合格できましたが、それも文理さんの参考書で授業内容をしっかりフォローして、テストで成績を残すことができたおかげだと思っています。

勉強の秘訣など、語れるほどではありませんが、言えることは「繰り返し」がとても大切だということでしょうか。すべての教科に対して言えることだと思いますが、特に国語、英語では長文問題が増えてきます。それに慣れるためにも、できるだけ多くの文章を読み、演習を繰り返し解くことが重要と思います。数学なども、たくさんの問題を繰り返し解くことで問題のパターンが頭に入ってきます。私は社会や理科などの暗記科目は得意でしたが、テストの本番中に考えて解かなければならない数学は苦手でした。それだけに繰り返し演習を解いてパターンを身につけておくことで、本番のときにも柔軟に対応できることが大切でした。パターンが身に付くと、ちょっと問題の内容が変わっても「あ、これどっかで見たことがある」と気づくことができます。文理さんの参考書は、「繰り返し演習」にはとてもいい参考書だと思います。


文理の教材は、しおりんさんの勉強方法に、どのようにマッチしていましたか?

高校生インタビュー先にお話した「繰り返し」の勉強法に、文理さんの参考書はとてもマッチしていました。まとめ、演習がわかりやすく分かれているので、間違えた問題にはチェックをつけてやり直し、解けたらチェックを消す、解けなかったらいつまでも繰り返し解いてみる、という方法でもとても使いやすかったです。

また、私は数学が苦手だったとお話しましたが、一度「攻略本」の中のグラフの問題が、学校のテストにそのまま出たことがあります。学校の教科書に載っている演習問題の解答は、途中の計算式を除いた答えだけ、ということも珍しくありませんが、文理の参考書には答えまでの過程の説明がとても丁寧に載っています。計算式がしっかり説明してあると、自分がどこで間違えたのかを見つけやすいですし、それだけ早い理解につながりますね。この、「答えの分かりやすさ」は、とても大きなポイントだと思います。

あと付け加えると、他の教科書ワークでは見出しや説明文に色をたくさん使っていて、一見華やかで楽しげですが、使ってみると重要なポイントがどこにあるかがはっきりしなくて、かえって分かりづらくなることがあります。その点、文理さんの参考書は基本、白・黒・灰色と、色を抑えて作られているので、重要なポイントだと思ったら自分でハイライトをつけたり、赤色でチェックをつけたりと、自分なりの配色ができてとても分かりやすく作ることができます。

それと、私にとってとても良かったと思うのは、「うっかりミス」のコーナーです。まめ知識のようなものが大好きなので、ちょっとしたヒントなんかを教えてもらえるととても役立ちますし、やる気にもなります。そしてこうしたテキストの文章が、短く端的にポイントを押さえていて、読んでいてもポンポンポンとリズムよく頭に入りやすいのも気に入っています。よく考えて文章を書かれているな、と感じますね。

最後に、現役高校受験生や、受験生予備軍の中学生に向かって、先輩としてエールの言葉をいただけますか?

高校生インタビューどうしましょう...。(笑)
中学生は、入学と同時に高校受験の準備が始まる大切な時期だと思います。勉強も大変になりますが、部活などやりたいこともどんどん増えてきて、時間がいくらあっても足りなく感じるでしょう。そんな中で効率よく、しっかりと学力を身につけるのは簡単ではありませんし、辛く感じることもあると思います。でも、どんなことでも真剣に頑張ればきっと楽しくなります。中途半端な気持ちでやれば、中途半端な達成感しか得られませんし、本当にやりたいことも見えなくなってしまいます。

でも、ノンストップで頑張り続けるのも無理がありますね。大切なのは、メリハリをしっかりつけて、自分のペースをコントロールすることだと思います。勉強にもきちんと休憩を入れてメリハリをつけないと、頭の中がごちゃごちゃになってしまいます。自分にご褒美をあげるのもいいでしょう。私は、1時間勉強を頑張ったら、チョコクッキーをひとつ自分に許すといったことをしていました。(笑)

あと、自分なりの「楽しい勉強方法」を見つけることも役立ちます。私が気に入っていたのは、「ノート作り」です。自分で勉強したことや、授業中に習ったことなどをノートの中で分類できるようにして、あとで復習するときにも分かりやすくなる工夫をしました。自分で勉強したことがテストに出れば嬉しいですし、特に中学校では先生が授業中に話した内容がテストに出ることが良くあります。それをノートにしっかり書き留めておけば、復習もできますし、テスト対策もばっちりになります。とにかく、授業もテストも中心は教科書。塾の参考書もいいですが、やっぱり受験勉強で一番大事なのは、教科書をどれだけ理解できているかだと思います。私の友人で、受験前に塾の参考書だけ残して、学校の教科書を全部捨ててしまった人がいましたが、とても驚きました。みなさんはどうか教科書を捨てないで、大切に役立ててください。

偉そうなことを言いますが、高校受験には内申点が大きく影響すると言ったように、中1からの成績の積み上げがとても大切です。高校受験を前にやりたいことが見つかったとき、そこから頑張って志望校を変えても合格が難しいこともあります。そんなとき、「やっとけばよかった」と後悔したくないですよね。とかく、中2になると気持ちも緩んでだらけ気味になったりします。中だるみには注意して、目標を持って頑張ってください。

編集後記

しおりんさんは美術の道を目指して、その専門の過程がある高校を選び、見事に合格されました。夢は空間演出の仕事に就くこと、そのために、大学は美術大学へ進みたいと、高校1年生のいまからしっかり目標を持たれています。驚いたのは、すでに志望の大学まで決めて、オープンキャンパスに参加してきたとか。すごい行動力ですよね。取材にはギターを抱えてやってきました。歌うのが好き、というしおりんさんは、部活で軽音楽部のボーカルを練習しています。高校生活を満喫されているのも、中学時代にしっかりと目標を見つけて、それに向かって頑張られたからですね。そんなしおりんさんの夢実現に、文理の参考書が少しでもお役に立てたと聞いて、とても嬉しくなりました。これからも、夢を追いかけて頑張ってください!


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