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算数の教科書はどう変わる?
●平成23年度●
教科書のページ数が増えましたが、具体的には、「学習内容」の増加と「練習問題の収録数」の増加の2つです。
学習内容では、今までに学んでいた学年の1つ上や2つ上の学年の内容が下りてきます。たとえば、今まで4年生で学習していた「分数」や「小数」は、分数が2年生から、小数が3年生から学習します。
また、5年生の台形の面積の公式など、今まで発展的に扱われていた内容が通常の学習内容に戻ってきています。さらに、教科書によっては、桁数を多く扱ったり、より複雑なパターンの計算を扱うなど、より深く学習する内容になっています。
教科書掲載の問題数の増加によって、学校での宿題の量が増え、今まで以上に、家庭学習の時間を確保する必要もでてくるでしょう。
●平成27年度は●
・ページ数がやや増加しています。
・若干の単元の順序入れ替えはありますが、単元数や学習内容の大きな変化はありません。
・「発展的な学習」の扱いも、大きな変化はありません。
・正答率の低い問題を掲載する教科書や、内容に直結するデジタルコンテンツをWebに用意する教科書も出てきました。
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