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第5学年及び第6学年 国語の学習指導要領を比較

1. 目 標
【旧学習指導要領】
(1) 目的や意図に応じ、考えた事や伝えたい事などを的確に話すことや相手の意図をつかみながら聞くことができるようにするとともに、計画的に話し合おうとする態度を育てる。
(2) 目的や意図に応じ、考えた事などを筋道を立てて文章に書くことができるようにするとともに、効果的に表現しようとする態度を育てる。
(3) 目的に応じ、内容や要旨を把握しながら読むことができるようにするとともに、読書を通して考えを広げたり深めたりしようとする態度を育てる。
【現行学習指導要領】
(1) 目的や意図に応じ、考えた事や伝えたい事などについて、的確に話す能力、相手の意図をつかみながら聞く能力、計画的に話し合う能力を身に付けさせるとともに、適切に話したり聞いたりしようとする態度を育てる。
(2) 目的や意図に応じ、考えた事などを文章全体の構成の効果を考えて文章に書く能力を身に付けさせるとともに、適切に書こうとする態度を育てる。
(3) 目的に応じ、内容や要旨をとらえながら読む能力を付けさせるとともに、読書を通して考えを広げたり深めたりしようとする態度を育てる。
2. 内 容
A 話すこと・聞くこと
【旧学習指導要領】
(1) 話すこと・聞くことの能力を育てるため、次の事項について指導する。
ア 考えた事や自分の意図が分かるように話の組立てを工夫しながら、目的や場に応じた適切な言葉遣いでで話すこと。
イ 話し手の意図を考えながら話の内容を聞くこと。
ウ 自分の立場や意図をはっきりさせながら、計画的に話し合うこと。
【現行学習指導要領】
(1) 話すこと・聞くことの能力を育てるため、次の事項について指導する。
ア 身近な事や経験した事などから話題を決め、必要な事柄を思い出すこと。
イ 相手に応じて、話す事柄を順序立て、丁寧な言葉と普通の言葉との違いに気を付けて話すこと。
ウ 姿勢や口形、声の大きさや速さなどに注意して、はっきりとした発音で話すこと。
エ 大事な事を落とさないようにしながら、興味をもって聞くこと。
オ 互いの話を集中して聞き、話題に沿って話し合うこと。
(2) (1)に示す事項については、例えば、次のような言語活動を通して指導するものとする。
ア 事物の説明や経験の報告をしたり、それらを聞いて感想を述べたりすること。
イ 訊ねたり応答したり、グループで話し合って考えを一つにまとめたりすること。
ウ 場面に合わせてあいさつをしたり、必要な事について身近な人と連絡をし合ったりすること。
エ 知らせたい事などについて身近な人に紹介したり、それを聞いたりすること。
B 書くこと
【旧学習指導要領】
(1) 書くことの能力を育てるため、次の事項について指導する。
ア 目的や意図に応じて、自分の考えを効果的に書くこと。
イ 全体を見通して、書く必要のある事柄を整理すること。
ウ 自分の考えを的確に表現するため、文章全体の組立ての効果を考えること。
エ 事実と感想、意見などとを区別するとともに、目的や意図に応じて簡単に書いたり詳しく書いたりすること。
オ 表現の効果などについて確かめたり工夫したりすること。
【現行学習指導要領】
(1) 書くことの能力を育てるため、次の事項について指導する。
ア 経験した事や想像した事などから書く事を決め、書こうとする題材に必要な事柄を集めること。
イ 自分の考えが明確になるように、事柄の順序に沿って簡単な構成を考えること。
ウ 語と語や文と文との続き方に注意しながら、つながりのある文や文章を書くこと。
エ 文章を読み返す習慣を付けるとともに、間違いなどに気付き、正すこと。
オ 書いたものを読みあい、よいところを見付けて感想を伝え合うこと。
(2) (1)に示す事項については、例えば、次のような言語活動を通して指導するものとする。
ア 想像した事などを文章に書くこと。
イ 経験した事を報告する文章や観察した事を記録する文章などを書くこと。
ウ 身近な事物を簡単に説明する文章などを書くこと。
エ 紹介したい事をメモにまとめたり、文章に書いたりすること。
オ 伝えたい事を簡単な手紙に書くこと。
C 読むこと
【旧学習指導要領】
(1) 読むことの能力を育てるため、次の事項について指導する。
ア 自分の考えを広げたり深めたりするために、必要な図書資料を選んで読むこと。
イ 目的や意図に応じて、文章の内容を的確に押さえながら要旨をとらえること。
ウ 登場人物の心情や場面についての描写など、優れた叙述を味わいながら読むこと。
エ 書かれている内容について事象と感想、意見の関係を押さえ、自分の考えを明確にしながら読むこと。
オ 必要な情報を獲るために、効果的な読み方を工夫すること。
【現行学習指導要領】
(1) 読むことの能力を育てるため、次の事項について指導する。
ア 語のまとまりや言葉の響きなどに気を突けて音読すること。
イ 時間的な順序や事柄の順序などを考えながら内容の大体を読むこと。
ウ 場面の様子について、登場人物の行動を中心に想像を広げながら読むこと。
エ 文章の中の大事な言葉や文を書き抜くこと。
オ 文章の内容と自分の経験とを結び付けて、自分の思いや考えをまとめ、発表し合うこと。
カ 楽しんだり知識を得たりするために、本や文章を選んで読むこと。
(2) (1)に示す事項については、例えば、次のような言語活動を通して指導するものとする。
ア 本や文章を楽しんだり、想像を広げたりしながら読むこと。
イ 物語の読み聞かせを聞いたり、物語を演じたりすること。
ウ 事物の仕組みなどについて説明した本や文章を読むこと。
エ 物語や、科学的なことについて書いた本や文章を読んで、感想を書くこと。
オ 読んだ本について、好きなところを紹介すること。
〔言語事項〕
【旧学習指導要領】
(1) 「A 話すこと・聞くこと」、「B 書くこと」、「C 読むこと」の指導を通して、次の事項について指導する。
ア 文字に関する事項
(ア) 第5学年及び第6学年の各学年においては、学年別漢字配当表の当該学年までに配当されている漢字を読むこと。また、当該学年の前の学年までに配当されている漢字を書き、文や文章の中で使うとともに、当該学年に配当されている漢字を漸次書き、文や文章の中で使うこと。
(イ) 仮名及び漢字の由来、特質などについて理解すること。
イ 表記に関する事項
(ア) 送り仮名や仮名遣いに注意して正しく書くこと。
ウ 語句に関する事項
(ア) 語句に関する類別の理解を深めること。
(イ) 語句の構成、変化などについての理解を深め、また、語句の由来などに関心をもつこと。
(ウ) 表現したり理解したりするために必要な語句について、辞書を利用して調べる習慣を付けること。
(エ) 語感、言葉の使い方に対する感覚などについて感心をもつこと。
エ 文語調の文章に関する事項
(ア) 易しい文語調の文章を音読し、文語の調子に親しむこと。
オ 文及び文章の構成に関する事項
(ア) 文や文章にはいろいろな構成があることについて理解すること。
カ 言葉遣いに関する事項
(ア) 日常よく使われる敬語の使い方に慣れること。
(イ) 共通語と方言との違いを理解し、また、必要に応じて共通語で話すこと。
(2) 文字に関する事項の指導のうち、書写については、次の事項を指導する。
ア 書写に関する事項
(ア) 文字の形、大きさ、配列などを理解して、読みやすく書くこと。
(イ) 毛筆を使用して、点画の筆使いや文字の組立て方を理解しながら、文字の形を整えて書くこと。
(ウ) 毛筆を使用して、字配りよく書くこと。
3. 内容の取扱い
【旧学習指導要領】
(1) 内容の「A 話すこと・聞くこと」、「B 書くこと」、「C 読むこと」に示す事項の指導は、例えば次のような言語活動を通して指導するものとする。
「A 話すこと・聞くこと」
自分の考えを資料を提示しながらスピーチをすること、目的意識をもって友達の考えを聞くこと、調べた事やまとめた事を話し合うことなど
「B 書くこと」
礼状や依頼状などの手紙を書くこと、自分の課題について調べてまとまった文章に表すこと、経験した事をまとまった記録や報告にすることなど
「C 読むこと」
読書発表会を行うこと、自分の課題を解決するために図鑑や事典などを活用して必要な乗法を読むことなど
 〔伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項〕
【現行学習指導要領】
(1) 「A 話すこと・聞くこと」、「B 書くこと」、「C 読むこと」の指導を通して、次の事項について指導する。
ア 伝統的な言語文化に関する事項
(ア) 親しみやすい古文や漢文、近代以降の文語調の文章について、内容の大体を知り、音読すること。
(イ) 古典について解説した文章を読み、昔の人のものの見方や感じ方を知ること。
イ 言葉の特徴やきまりに関する事項
(ア) 話し言葉と書き言葉との違いに気付くこと。
(イ) 時間の経過による言葉の変化や世代による言葉の違いに気付くこと。
(ウ) 送り仮名や仮名遣いに注意して正しく書くこと。
(エ) 語句の構成、変化などについての理解を深め、また、語句の由来などに関心をもつこと。
(オ) 文章の中での語句と語句との関係を理解すること。
(カ) 語感、言葉の使い方に対する感覚などについて感心をもつこと。
(キ) 文や文章にはいろいろな構成があることについて理解すること。
(ク) 日常よく使われる敬語の使い方に慣れること。
(ケ) 比喩や反復などの表現の工夫に気付くこと。
ウ 文字に関する事項
(ア) 第5学年及び第6学年の各学年においては、学年別漢字配当表の当該学年までに配当されている漢字を読むこと。また、当該学年の前の学年までに配当されている漢字を書き、文や文章の中で使うとともに、当該学年に配当されている漢字を漸次書き、文や文章の中で使うこと。
(イ) 仮名及び漢字の由来、特質などについて理解すること。
(2) 書写に関する次の事項について指導する。
ア 用紙全体との関係に注意し、文字の大きさや配列などを決めるとともに、書く早さを意識して書くこと。
イ 目的に応じて使用する筆記具を選び、その特徴を生かして書くこと。
ウ 毛筆を使用して、穂先の動きと点画のつながりを意識して書くこと。

第5学年 算数の学習指導要領を比較

1. 目 標
【旧学習指導要領】
(1) 小数及び分数の意味や表し方についての理解を深める。また、小数の乗法及び除法の意味について理解し、それらの計算の仕方を考え、適切に用いることができるようにするとともに、分数の加法及び減法の意味について理解し、それらの計算の仕方を考え、用いることができるようにする。
(2) 面積の求め方についての理解を深めるとともに、基本的な平面図形の面積を求めることができるようにする。
(3) 図形を構成要素及びそれらの位置関係に着目して考察し、基本的な平面図形についての理解を一層深めることができるようにする。
(4) 百分率や円グラフを用いるなど、統計的に考察することができるようにするとともに、数量の関係を式で表したり、式をよんだり、その関係を調べたりすることができるようにする。
【現行学習指導要領】
(1) 整数の性質についての理解を深める。また、小数の乗法及び除法や分数の加法及び減法の意味についての理解を深め、それらの計算の仕方を考え、用いることができるようにする。
(2) 三角形や平行四辺形などの面積及び直方体などの体積を求めることができるようにする。また、測定値の平均及び異種の二つの量の割合について理解できるようにする。
(3) 平面図形についての理解を深めるとともに、角柱などの立体図形について理解できるようにする。
(4) 数量の関係を考察するとともに、百分率や円グラフなどを用いて資料の特徴を調べることができるようにする。
2. 内 容
A 数と計算
【旧学習指導要領】
(1) 整数の性質についての理解を深める。
ア 整数は、観点を決めると偶数、奇数に類別されることを知ること。
(2) 記数法の考えを通して整数及び小数についての理解を深め、それを計算などに有効に用いることができるようにする。
ア 10倍、100倍、1/10、1/100などの大きさの数をつくり、それらの関係を調べること。
(3) 小数の乗法及び除法の意味について理解し、それらを適切に用いることができるようにする。
ア 乗数や除数が整数である場合の乗法及び除法の意味について理解すること。→(注) ア=第4学年に移動
イ 乗数や除数が整数の場合の計算の考え方を基にして、乗数や除数が小数である場合の乗法及び除数の意味について理解すること。
ウ 小数の乗法及び除法の計算の仕方を考え、それらの計算ができること。また、余りの大きさについて理解すること。
(4) 分数についての理解を深めるとともに、同分母の分数の加法及び減法の意味について理解し、それらを適切に用いることができるようにする。→(注) 第4学年に移動、一部が第3学年に移動
ア 簡単な場合について、大きさの等しい分数があることに着目すること。→(注) ア=第4学年に移動
イ 整数及び小数を分数の形に直したり、分数を小数で表したりすること。
ウ 整数の除法の結果は、分数を用いると常に一つの数として表すことができることを理解すること。
エ 同分母の分数の加法及び減法の計算の仕方を考え、それらの計算ができること。 →(注) エ=第4学年に移動
(5) 概数についての理解を深める。→(注) 第4学年へ移動
ア 目的に応じて、和、差を概数で見積もることができること。→(注) 第4学年へ移動
【現行学習指導要領】
(1) 整数の性質についての理解を深める。
ア 整数は、観点を決めると偶数、奇数に類別されることを知ること。
イ 約数、倍数について知ること。←(注) 第6学年より移動
(2) 記数法の考えを通して整数及び小数についての理解を深め、それを計算などに有効に用いることができるようにする。
ア 10倍、100倍、1/10、1/100などの大きさの数をつくり、それらの関係を調べること。
(3) 小数の乗法及び除法の意味についての理解を深め、それらを用いることができるようにする。
  ア 乗数や除数が整数である場合の計算の考え方を基にして、乗数や除数が小数である場合の乗法及び除数の意味について理解すること。
イ 小数の乗法及び除法の計算の仕方を考え、それらの計算ができること。また、余りの大きさについて理解すること。
ウ 小数の乗法及び除法についても、整数の場合と同じ関係や法則が成り立つことを理解すること。←(注) 追加
(4) 分数についての理解を深めるとともに、異分母の分数の加法及び減法の意味について理解し、それらを用いることができるようにする。←(注) 「同分母」から「異分母」に高度化
ア 整数及び小数を分数の形に直したり、分数を小数で表したりすること。
イ 整数の除法の結果は、分数を用いると常に一つの数として表すことができることを理解すること。
ウ 一つの分数の分子及び分母に同じ数を乗除してできる分数は、元の分数と同じ大きさを表すことを理解すること。←(注) 第6学年より移動
エ 分数の相等及び大小について考え、大小の比べ方をまとめること。←(注)エ= 第6学年より移動
オ 異分母の分数の加法及び減法の計算の仕方を考え、それらの計算ができること。 ←(注)オ= 第6学年より移動
カ 乗数や除数が整数である場合の分数の乗法及び除法の意味について理解し、計算の仕方を考え、それらの計算ができること。←(注) 第6学年より移動
B 量と測定
【旧学習指導要領】
(1) 基本的な平面図形の面積が計算で求められることの理解を深め、面積を求めることができるようにする。
ア 三角形及び平行四辺形の面積の求め方を考え、それらを用いること。
イ 円の面積の求め方を考え、それを用いること。→(注) 第6学年に移動
【現行学習指導要領】
(1) 図形の面積を計算によって求めることができるようにする。
ア 三角形、平行四辺形、ひし形及び台形の面積の求め方を考えること。←(注) ひし形の面積、台形の面積=追加
(2) 体積について単位と測定の意味を理解し、体積を計算によって求めることができるようにする。←(注) 第6学年より移動
ア 体積の単位(立法センチメートル(cm3)、立法メートル(m3)について知ること。←(注)ア= 第6学年より移動
イ 立方体及び直方体の体積の求め方を考えること。←(注) 第6学年より移動
(3) 量の大きさの測定値について理解できるようにする。←(注) 追加
ア 測定値の平均について知ること。←(注) 追加
(4) 異種の二つの量の割合としてとらえられる数量について、その比べ方や表し方を理解できるようにする。←(注) 第6学年より移動
ア 単位量当たりの大きさについて知ること。←(注) 第6学年より移動
C 図 形
【旧学習指導要領】
(1) 図形についての観察や構成などの活動を通して、基本的な平面図形についての理解を一層深めるとともに、図形の構成要素及びそれらの位置関係に着目して考察できるようにする。
ア 直線の平行や垂直の関係について知ること。→(注) 第4学年へ移動
イ 平行四辺形、台形、ひし形について知り、それらをかいたり、作ったり、平面上で敷き詰めたりすること。→(注) 第4学年へ移動
ウ 基本的な図形の簡単な性質を見いだし、それを用いて図形を調べたり構成したりすること。
エ 円周率の意味について理解すること。
【現行学習指導要領】
(1) 図形についての観察や構成などの活動を通して、平面図形についての理解を深める。
ア 多角形や正多角形について知ること。←(注) 追加
イ 図形の合同について理解すること。←(注) 追加
ウ 図形の性質を見いだし、それを用いて図形を調べたり構成したりすること。
エ 円周率について理解すること。
(2) 図形についての観察や構成などの活動を通して、立体図形について理解できるようにする。
ア 角柱や円柱について知ること。←(注) 第6学年より移動
D 数量関係
【旧学習指導要領】
(1) 四則に関して成り立つ性質についてまとめる。→(注) 第4学年に移動
ア 交換法則、結合法則や分配法則についての理解を深めること。→(注) 第4学年に移動
(2) 百分率の意味について理解し、それを用いることができるようにする。
(3) 目的に応じて資料を分類整理し、それを円グラフ、帯グラフを用いて表すことができるようにする。
(4) 簡単な式で表されている関係について、二つの数量の対応や変わり方に着目するなど、数量の関係の見方や調べ方についての理解を深める。→(注) 新では(2)へ
[用語・記号]
平行 垂直 対角線 %
【現行学習指導要領】
(1) 表を用いて、伴って変わる二つの数量の関係を考察できるようにする。 ア 簡単な場合について、比例の関係があることを知ること。←(注) 第6学年より移動
(2) 数量の関係を表す式についての理解を深め、簡単な式で表されている関係について、二つの数量の対応や変わり方に着目できるようにする。←(注)現行(4)より
(3) 百分率について理解できるようにする。
(4) 目的に応じて資料を集めて分類整理し、円グラフや帯グラフを用いて表したり、特徴を調べたりすることができるようにする。
[算数的活動]←(注) 新設
(1) 内容の「A数と計算」、「B量と測定」、「C図形」及び「D数量関係」に示す事項については、例えば、次のような算数的活動を通して指導するものとする。
ア 小数についての計算の意味や計算の仕方を、言葉、数、式、図、数直線を用いて考え、説明する活動
イ 三角形、平行四辺形、ひし形及び台形の面積の求め方を、具体物を用いたり、言葉、数、式、図を用いたりして考え、説明する活動
ウ 合同な図形をかいたり、作ったりする活動
エ 三角形の三つの角の大きさの和が180°になることを帰納的に考え、説明する活動
オ 目的に応じて表やグラフを選び、活用する活動
[用語・記号]
最大公約数 最小公倍数 通分 約分 底面 側面 比例 %
←(注) 最大公約数、最小公倍数、通分、約分、底面、側面、比例は追加
←(注) 最大公約数、最小公倍数、通分、約分、底面、側面は第6学年より
3. 内容の取扱い
【旧学習指導要領】
(1) 内容の「A数と計算」の(3)については、整数を整数で割って商が小数になる場合も含めるものとする。
(2) 内容の「A数と計算」の(3)のウについては、1/10の位までの小数の計算を取り扱うものとする。
(3) 内容の「A数と計算」の(4)のエについては、真分数と真分数との加法及びその逆の減法を取り扱うものとする。
(4) 内容の「B量と測定」の(1)のイ及び「C図形」の(1)のエについては、円周率としては3.14を用いるが、目的に応じて3を用いて処理できるように配慮するものとする。
(5) 内容の「C図形」の(1)のウについては、三角形など多角形の角の大きさの和について調べることなどを取り扱うものとする。
(6) 内容の「D数量関係」の(2)については、歩合の意味について簡単に触れるものとする。
【現行学習指導要領】
(1) 内容の「A数と計算」の(1)については、最大公約数や最小公倍数を形式的に求めることに偏ることなく、具体的な場面に即して取り扱うものとする。また、約数を調べる過程で素数について触れるものとする。
(2) 内容の「C図形」の(1)のエについては、円周率は、3.14を用いるものとする。←(注)円周率3は撤回された。
(3) 内容の「C図形」の(2)のアについては、見取図や展開図をかくことを取り扱うものとする。
(4) 内容の「D数量関係」の(3)については、歩合の表し方について触れるものとする。

第5学年 理科の学習指導要領を比較

1. 目 標
【旧学習指導要領】
(1) 植物の発芽から結実までの過程、動物の発生や成長などをそれらにかかわる条件に目を向けながら調べ、見いだした問題を計画的に追究する活動を通して、生命を尊重する態度を育てるとともに、生命の連続性についての見方や考え方を養う。←(注) 新(2)へ (2) 物の溶け方、てこ及び物の動きの変化をそれらにかかわる条件に目を向けながら調べ、見いだした問題を計画的に追究したりものづくりをしたりする活動を通して、物の変化の規則性についての見方や考え方を養う。←(注) 新(1)へ (3) 天気の変化や流水の様子を時間や水量、自然災害などに目を向けながら調べ、見いだした問題を計画的に追究する活動を通して、気象現象や流水の働きの規則性についての見方や考え方を養う。←(注) 新(2)へ
【現行学習指導要領】
(1) 物の溶け方、振り子の運動、電磁石の変化や働きをそれらにかかわる条件に目を向けながら調べ、見いだした問題を計画的に追究したりものづくりをしたりする活動を通して、物の変化の規則性についての見方や考え方を養う。←(注) 現行(2)より。若干変更
(2) 植物の発芽から結実までの過程、動物の発生や成長、流水の様子、転機の変化を条件、時間、推量、自然災害などに目を向けながら調べ、見いだした問題を計画的に追究する活動を通して、生命を尊重する態度を育てるとともに、生命の連続性、流水の働き、気象現象の規則性についての見方や考え方を養う。←(注) 現行(1)と(3)を統合
2. 内 容
【旧学習指導要領】
A 生物とその環境
(1) 植物を育て、植物の発芽、成長及び結実の様子を調べ、植物の発芽、成長及び結実とその条件についての考えをもつようにする。←(注) 新「B生命・地球」の(1)へ
ア 植物は、種子の中の養分を基にして発芽すること。
イ 植物の発芽には、水、空気及び温度が関係していること。
ウ 植物の成長には、日光や肥料などが関係していること。
エ 花にはおしべやめしべなどがあり、花粉がめしべの先に付くとめしべのもとが実になり、実の中に種子ができること。
(2) 魚を育てたり人の発生についての資料を活用したりして、卵の変化の様子を調べ、動物の発生や成長についての考えをもつようにする。←新「B生命・地球」の(2)へ
ア 魚には雌雄があり、生まれた卵は日がたつにつれて中の様子が変化してかえること。
イ 人は、母体内で成長して生まれること。
B 物質とエネルギー
(1) 物を水に溶かし、水の温度や量による溶け方の違いを調べ、物の溶け方の規則性についての考えをもつようにする。←(注) 新「A物質・エネルギー」の(1)へ
ア 物が水に溶ける量には限度があること。
イ 物が水に溶ける量は水の量や温度、溶ける物によって違うこと。また、この性質を利用して、溶けている物を取り出すことができること。
ウ 物が水に溶けても、水と物とを合わせた重さはかわらないこと。
(2) てこを使い、力の加わる位置や大きさを変えて、てこの仕組みや働きを調べ、てこの規則性についての考えをもつようにする。←(注) 新では第6学年「A物質・エネルギー」の(3)へ移動
ア 水平につりあった棒の支点から等距離に物をつるして棒が水平になったとき、物の重さは等しいこと。
イ 力を加える位置や力の大きさを変えると、てこを傾ける働きが変わり、てこがつり合うときにはそれらの間に一定のきまりがあること。
(3) おもりを使い、おもりの重さや動く速さなどを変えて物の動く様子を調べ、物の動きの規則性についての考えをもつようにする。←(注) 新「A物質・エネルギー」の(2)へ
ア 糸につるしたおもりが1往復する時間は、おもりの重さなどによっては変わらないが、糸の長さによって変わること。
イ おもりが他の物を動かす働きは、おもりの重さや動く速さによって変わること。 ←(注) イは新では削除 C 地球と宇宙
(1) 1日の天気の様子を観測したり、映像などの情報を活用したりして、天気の変わり方を調べ、天気の変化の仕方についての考えをもつようにする。  ←(注) 新「B生命・地球」の(4)へ
ア 天気によって1日の気温の変化の仕方に違いがあること。         ←(注) 新では第4学年「B生命・地球」の(3)のアへ
イ 天気の変化は、映像などの気象情報を用いて予想できること。
(2) 地面を流れる水や川の様子を観察し、流れる水の速さや量による働きの違いを調べ、流れる水の働きと土地の変化の関係についての考えをもつようにする。←(注) 新「B生命・地球」の(3)へ
ア 流れる水には、土地を削ったり、石や土などを流したり積もらせたりする働きがあること。
イ 雨の降り方によって、流れる水の速さや水の量が変わり、増水により土地の様子が大きく変化する場合があること。
【現行学習指導要領】
A 物質・エネルギー
(1) 物の溶け方←(注) 現行「B物質とエネルギー」の(1)より
  物を水に溶かし、水の温度や量による溶け方の違いを調べ、物の溶け方の規則性についての考えをもつことができるようにする。
ア 物が水に溶ける量には限度があること。
イ 物が水に溶ける量は水の温度や量、溶ける物によって違うこと。また、この性質を利用して、溶けている物を取り出すことができること。
ウ 物が水に溶けても、水と物とを合わせた重さはかわらないこと。
(2) 振り子の運動←(注) 現行「B物質とエネルギー」の(3)より
  おもりを使い、おもりの重さや糸の長さなどを変えて振り子の動く様子を調べ、振り子の運動の規則性についての考えをもつことができるようにする。
ア 糸につるしたおもりが1往復する時間は、おもりの重さなどによっては変わらないが、糸の長さによって変わること。
(3) 電流の働き←(注) 現行第6学年「B物質とエネルギー」の(3)より移動
  電磁石の導線に電流を流し、電磁石の強さの変化を調べ、電流の働きについての考えをもつことができるようにする。
ア 電流の流れているコイルは、鉄心を磁化する働きがあり、電流の向きが変わると、電磁石の極が変わること。
イ 電磁石の強さは、電流の強さや導線の巻数によって変わること。
B 生命・地球
(1) 植物の発芽、成長、結実←(注) 現行「A生物とその環境」の(1)より
植物を育て、植物の発芽、成長及び結実の様子を調べ、植物の発芽、成長及び結実とその条件についての考えをもつことができるようにする。
ア 植物は、種子の中の養分を基にして発芽すること。
イ 植物の発芽には、水、空気及び温度が関係していること。
ウ 植物の成長には、日光や肥料などが関係していること。
エ 花にはおしべやめしべなどがあり、花粉がめしべの先に付くとめしべのもとが実になり、実の中に種子ができること。
(2) 動物の誕生←(注) 現行「A生物とその環境」の(2)より、プラスα
  魚を育てたり人の発生についての資料を活用したりして、卵の変化の様子や水中の小さな生物を調べ、動物の発生や成長についての考えをもつことができるようにする。
ア 魚には雌雄があり、生まれた卵は日がたつにつれて中の様子が変化してかえること。
イ 魚は、水中の小さな生物を食べ物にして生きていること。←(注) イ=追加
ウ 人は、母体内で成長して生まれること。
(3) 流水の働き←(注) 現行「C地球と宇宙」の(2)より
地面を流れる水や川の様子を観察し、流れる水の速さや量による働きの違いを調べ、流れる水の働きと土地の変化の関係についての考えをもつことができるようにする。
ア 流れる水には、土地を侵食したり、石や土などを運搬したり堆積させたりする働きがあること。
イ 川の上流と下流によって、川原の石の大きさや形に違いがあること 。←(注) イ=追加
ウ 雨の降り方によって、流れる水の速さや水の量が変わり、増水により土地の様子が大きく変化する場合があること。
(4) 天気の変化←(注) 現行「C地球と宇宙」の(1)より
1日の雲の様子を観測したり、映像などの情報を活用したりして、雲の動きなどを調べ、天気の変化の仕方についての考えをもつことができるようにする。
ア 雲の量や動きは、天気の変化と関係があること。←(注) ア=追加
イ 天気の変化は、映像などの気象情報を用いて予想できること。
3. 内容の取扱い
【旧学習指導要領】
(1) 内容の「A 生物とその環境」の(1)については、次のとおり取り扱うものとする。
ア アの「種子の中の養分」については、でんぷんだけを扱うこと。
イ ア、イ及びウについては、土を発芽の条件や成長の要因として扱わないこと。
ウ エについては、おしべ、めいしべ、がく及び花びらを扱うことにとどめること。また、受粉については、虫や風が関係していることに触れるにとどめること。
(2) 内容の「A 生物とその環境」の(2)については、児童がア又はイのいずれかを選択して調べるようにするものとする。また、受精に至る過程は取り扱わないものとする。
(3) 内容の「B 物質とエネルギー」の(2)のイについては、支点が力点と作用点の間にあるてこだけを用い、てこの原理が理解できる程度にとどめるものとする。
(4) 内容の「B 物質とエネルギー」の(3)については、児童がア又はイのいずれかを選択して調べるようにするものとする。
(5) 内容の「B 物質とエネルギー」の指導に当たっては、2種類程度のものづくりを行うものとする。
(6) 内容の「C 地球と宇宙」の(1)のイについては、台風の進路による天気の変化や台風と降雨との関係についても触れるものとする。
【現行学習指導要領】
(1) 内容の「A 物質・エネルギー」の指導に当たっては2種類以上のものづくりを行うものとする。
(2) 内容の「B 生命・地球」の(1)については、次のとおり取り扱うものとする。
ア アの「種子の中の養分」については、でんぷんを扱うこと。
イ エについては、おしべ、めしべ、がく及び花びらを扱うこと。また、受粉については、風や昆虫などが関係していることにも触れること。
(3) 内容の「B 生命・地球」の(2)のウについては、受精に至る過程は取り扱わないものとする。
(4) 内容の「B 生命・地球」の(4)のイについては、台風の進路による天気の変化や台風と降雨との関係についても触れるものとする

第5学年 社会の学習指導要領を比較

1. 目 標
【旧学習指導要領】
(1) 我が国の産業の様子、産業と国民生活との関連について理解できるようにし、我が国の産業の発展に関心をもつようにする。
(2) 我が国の国土の様子について理解できるようにし、環境の保全の重要性について関心を深めるようにするとともに、国土に対する愛情を育てるようにする。
(3) 社会的事象を具体的に調査し、地図、統計などの各種の基礎的資料を効果的に活用し、調べたことを表現するとともに、社会的事象の意味について考える力を育てるようにする。
【現行学習指導要領】
(1) 我が国の国土の様子、国土の環境と国民生活との関連について理解できるようにし、環境の保全や自然災害の防止の重要性について関心を深め、国土に対する愛情を育てるようにする。
(2) 我が国の産業の様子、産業と国民生活との関連について理解できるようにし、我が国の産業の発展や社会の情報化の進展に関心をもつようにする。←(注) 「社会の情報化」=追加
(3) 社会的事象を具体的に調査するとともに、地図や地球儀、統計などの各種の基礎的資料を効果的に活用し、社会的事象の意味について考える力、調べたことや考えたことを表現する力を育てるようにする。
2. 内 容
【旧学習指導要領】
(1) 我が国の農業や水産業について、次のことを調査したり地図や地球儀、資料などを活用したりして調べ、それらは国民の食料を確保する重要な役割を果たしていることや自然環境とのかかわりをもって営まれていることを考えるようにする。
ア 様々な食料生産が国民の食生活を支えていること、食料の中には外国から輸入しているものがあること。
イ 我が国の主な食料生産物の分布や土地利用の特色など
ウ 食料生産に従事している人々の工夫や努力、生産地と消費地を結ぶ運輸の働き
(2) 我が国の工業生産について、次のことを調査したり地図や地球儀、資料などを活用したりして調べ、それらは国民生活を支える重要な役割を果たしていることを考えるようにする。
ア 様々な工業製品が国民生活を支えていること。
イ 我が国の各種の工業生産や工業地域の分布など
ウ 工業生産に従事している人々の工夫や努力、工業生産を支える貿易や運輸などの働き
(3) 我が国の通信などの産業について、次のことを見学したり資料を活用したりして調べ、これらの産業は国民の生活に大きな影響を及ぼしていることや情報の有効な活用が大切であることを考えるようにする。
ア 放送、新聞、電信電話などの産業と国民生活とのかかわり
イ これらの産業に従事している人々の工夫や努力→(注) 削除
(4) 我が国の国土の自然などの様子について、次のことを地図その他の資料を活用して調べ、国土の環境が人々の生活や産業と密接な関連をもっていることを考えるようにする。→(注) 新では(1)へ
ア 国土の位置、地形や気候の概要、気候条件から見て特色ある地域の人々の生活
イ 公害から国民の健康や生活環境を守ることの大切さ
ウ 国土の保全や水資源の涵養のための森林資源の働き
【現行学習指導要領】
(1) 我が国の国土の自然などの様子について、次のことを地図や地球儀、資料などを活用して調べ、国土の環境が人々の生活や産業と密接な関連をもっていることを考えるようにする。←(注) 現行(4)より
ア 世界の主な大陸と海洋、主な国の名称と位置、我が国の位置と領土←(注) 追加
イ 国土の地形や気候の概要、自然条件から見て特色ある地域の人々の生活
ウ 公害から国民の健康や生活環境を守ることの大切さ
エ 国土の保全などのための森林資源の働き及び自然災害の防止
(2) 我が国の農業や水産業について、次のことを調査したり地図や地球儀、資料などを活用したりして調べ、それらは国民の食料を確保する重要な役割を果たしていることや自然環境とのかかわりをもって営まれていることを考えるようにする。
ア 様々な食料生産が国民の食生活を支えていること、食料の中には外国から輸入しているものがあること。
イ 我が国の主な食料生産物の分布や土地利用の特色など
ウ 食料生産に従事している人々の工夫や努力、生産地と消費地を結ぶ運輸などの働き
(3) 我が国の工業生産について、次のことを調査したり地図や地球儀、資料などを活用したりして調べ、それらは国民生活を支える重要な役割を果たしていることを考えるようにする。
ア 様々な工業製品が国民生活を支えていること。
イ 我が国の各種の工業生産や工業地域の分布など
ウ 工業生産に従事している人々の工夫や努力、工業生産を支える貿易や運輸などの働き
(4) 我が国の情報産業や情報化した社会の様子について、次のことを調査したり資料を活用したりして調べ、情報化の進展は国民の生活に大きな影響を及ぼしていることや情報の有効な活用が大切であることを考えるようにする。←(注) 「情報産業」「情報化」を強調
ア 放送、新聞などの産業と国民生活とのかかわり
イ 情報化した社会の様子と国民生活とのかかわり←(注) 追加
3. 内容の取扱い
【旧学習指導要領】
(1) 内容の(1)のウについては、農業や水産業の盛んな地域の具体的事例を通して調べることとし、稲作のほか、野菜、果物、畜産物、水産物などの中から一つを取り上げるものとする。
(2) 内容の(2)のウについては、工業の盛んな地域の具体的事例を通して調べることとし、金属工業、機械工業、石油化学工業、食料品工業などの中から一つを取り上げるものとする。
(3) 内容の(1)のウ及び(2)のウの「運輸の働き」にかかわって、交通網について取り扱うものとする。
(4) 内容の(3)のイについては、放送、新聞、電信電話などのなかから一つを取り上げるものとする。
(5) 内容の(1)から(3)の指導に当たっては、仕組みや工程に深入りしないよう配慮するものとする。
(6) 内容の(4)については、次のとおり取り扱うものとする。
ア アの「国土の位置」の指導については、我が国の領土と近隣の諸国を取り上げるものとすること。その際、我が国や諸外国には国旗があることを理解するとともに、それを尊重する態度を育てるよう配慮すること。
イ アの「気候条件から見て特色ある地域」については、事例地を選択して取り上げ、自然環境に適応しながら生活している人々の工夫を具体的に扱うこと。
ウ イについては、大気の汚染、水質の汚濁などの中から具体的事例を選択して取り上げること。
エ ウについては、我が国の国土保全等の観点から扱うようにし、森林資源の育成や保護に従事している人々の工夫や努力及び環境保全のための国民一人一人の協力の必要性に気付くよう配慮すること。
【現行学習指導要領】
(1) 内容の(1)については、次のとおり取り扱うものとする。
ア アの「主な国」については、近隣の諸国を含めて取り上げるものとすること。その際、我が国や諸外国には国旗があることを理解するとともに、それを尊重する態度を育てるよう配慮すること。
イ イの「自然条件から見て特色ある地域」については、事例地を選択して取り上げ、自然環境に適応しながら生活している人々の工夫を具体的に扱うこと。
ウ ウについては、大気の汚染、水質の汚濁などの中から具体的事例を選択して取り上げること。
エ エについては、我が国の国土保全等の観点から扱うようにし、森林資源の育成や保護に従事している人々の工夫や努力及び環境保全のための国民一人一人の協力の必要性に気付くよう配慮すること。
(2) 内容の(2)のウについては、農業や水産業の盛んな地域の具体的事例を通して調べることとし、稲作のほか、野菜、果物、畜産物、水産物などの中から一つを取り上げるものとする。
(3) 内容の(3)のウについては、工業の盛んな地域の具体的事例を通して調べることとし、金属工業、機械工業、石油化学工業、食料品工業などの中から一つを取り上げるものとする。
(4) 内容の(2)のウ及び(3)のウにかかわって、価格や費用、交通網について取り扱うものとする。
(5) 内容の(4)については、次のとおり取り扱うものとする。
ア アについては、放送、新聞などの中から選択して取り上げること。
イ イについては、情報ネットワークを有効に活用して公共サービスの向上に努めている教育、福祉、医療、防災などの中から選択して取り上げること。

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