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2010年9月17日

小学5年生の利用者の声

利用者の声基本から応用まで無理なくステップアップできています
教科書ワークは低学年の頃から使っていました。このシリーズを実際に書店で見て「きほんのワーク」から「力だめしテスト」という、やさしい問題から難しい問題へ無理なく進めていけるのが良いと思ったからです。また、教科書の内容に沿っているというこ・・・» 続きはこちらから

雑感:脳トレ

脳トレ以前、同じ時期にある新聞と雑誌で似たような記事を目にしました。新聞は「ゲームをしている時より、計算をしている時の脳の動きが勝っている」、雑誌は「百マス計算をするより、思考的な問題を解いている方が脳を鍛えられる」という内容でした。昨今、実に「脳」ブームで、関連商品も巷にあふれています。しかし、私は、何か特別なものを使わなくて・・・» 続きを読む

若き講師へ:生徒からのサイン

生徒からのサインある生徒の「テストやり直しノート」に目を通していたときのこと。次への学習意欲喚起となるべく直筆でコメントを書くようにしているのだが、「何かいつもと変だ?」と違和感を持った。わかった。ノートに書いてあるえんぴつの色がいつもより薄いのである。春先のころのノートには、黒くて、太くて、しっかりした文字が書かれているが、半年も経ったノート・・・» 続きを読む

雑感:教育ママゴンVSモンスターペアレント

教育ママゴンVSモンスターペアレント私の学生時代に「教育ママゴン」という言葉がありました。それは、「偏差値教育」の真っ只中の時代に「勉強しなさい!勉強しなさい!」とわが子に吠える母親達の総称です。出現の背景には、その時代の母親達の多くが戦中・戦後世代で、自分達が「戦争」の犠牲となり「青春がなかった世代」であり、勉強したくとも出来なかったことに加えて、戦後・・・» 続きを読む

若き講師へ:モチベーショントーク

モチベーショントーク近頃、スポーツ界で「モチベーション」という言葉が多く使われるようになったからか、教育業界でも「モチベーショントーク」が隆盛している。コーチング技能としても必須の内容かもしれない。そこで、教師が、勉強に対する意欲喚起をはかる上にも動機付けの話をすることは、決して悪いことではない。しかし、私から見れば「モチベーショントークもどき・・・» 続きを読む

雑感:教育産業は恐怖産業

教育産業は恐怖産業子どもの教育は親自身の不安と恐怖との戦いです。親は、子どもが生まれる前には五体満足でと祈ります。しかし、生まれるととたんに「話したか」「歩いたか」「字を読んだか」「字を書いたか」「・・・」。不安や恐怖に近いものになってきます。その中でも「勉強」は他と比較しても異常とも言える程の不安が募ります。「水泳で25m泳ぐことができるか、で・・・» 続きを読む

若き講師へ:定番トーク

定番トーク保護者からよくある質問が「基礎」と「応用」の違いだ。例えば、算数・数学なら、「基礎」は計算で「応用」は文章題などが定番の説明ではあるが、「もっと保護者にわかりやすく伝える自分流の説明方法はないだろうか?」と考えた人はいるだろうか。ここで、「定番」というのは、マニュアルに書かれたような最低限のことを指す。よく、「マニュアル的言・・・» 続きを読む

雑感:思考タイプと動作タイプ

思考タイプと動作タイプ自分は「考えるのは好きだが、コツコツ覚えるのは苦手」というタイプなのか、「考えるのは嫌いだが、コツコツ覚えるのは好き」というタイプなのかがわかるという心理テストがあり、塾の中学生に試してもらいました。これは、電化製品などを購入した際、操作しながら操作を覚える人と取扱説明書を読んでから操作する人とがいるのを判別するというよ・・・» 続きを読む

若き講師へ:補習とは何?

補習とは何?保護者から「子どもが十分に理解できるよう、補習をしてほしい。」という要望が直接的にも間接的にもあがる。教師ならば「では、補習をしましょう。」と言いたくなる場面である。だが私は、どんな親にもある"何らかの形で子どもにかかわりたい"と願う気持ちが「補習」という表現となったのであって、「補習」を直接望んでいるわけではなかったと当時・・・» 続きを読む

若き講師へ:エンパシー

脳トレ私も人の子であり、親だ。だからと言うわけではないが、私は生徒に手を上げないし、理不尽に怒らない。また、日頃のかかわりかたも、一生懸命生徒を想って行動しているつもりである。正直、自分が親になって自分の子どもにされたら嫌なことは誰の子でも同じだと思ったからだ。実は一度だけ、若い頃、生徒を叩いたことがあった。虚しい、心が痛む・・・» 続きを読む

雑感:子どものタイプ

子どものタイプどんな場合でも、第1子は親にとって子育ての情報が全くないため、有益な情報を求めて奔走します。その際、情報過多になり過ぎると、何がわが子に合うのかがわからなくなり、逆に子育てに自信がなくなってしまいます。ひどくなると情報に振り回されて親子とも疲弊してしまいます。あげく、親から「子育ては失敗だった。」という言葉が発せられると、・・・» 続きを読む

雑感:「俺は男だ!」VS「ジェンダーフリー」

「俺は男だ!」VS「ジェンダーフリー」最近は、生まれ変わるなら「女性」という回答が半数を超えるようです。オリンピックでも女性の躍進が目立ちます。これでよいのか日本男児(大和魂)と言いたいのですが、なぜにこうも男性が弱くなったのでしょうか。中学受験をしようとする家庭でも、私立中学校へ「いじめ」「不登校」などの質問をする方が目立ち始めているようです。男子校を受験す・・・» 続きを読む

若き講師へ:声かけ

若き講師へ:声かけ私は指導者として生徒への「声かけ」が一番重要だと思っているので、常に全員に目配りして声をかけることを指導の最優先にしている。人間誰しも存在感が必要だ。その意味で、誰かが自分に声をかけてくれることは、その人が自分を見ていてくれるという存在感を感じるのである。そして、安心感や満足感などにもつながっていると思う。不思議な・・・» 続きを読む

雑感:女々しい男を育てているのは誰か?=母親か?!

女々しい男を育てているのは誰か?母親は男の子のことが本当にわからなくて困っているはずです。なぜなら、母親は女であって、男ではないからです。また、母親に兄や弟がいなければ、成人男性しか男の生態を知らないからです。したがって、何につけても男の子へ加減が全くわからないために、ついついその加減を聞いてしまうことになります。例えば、食事の量でもそうです。腹・・・» 続きを読む

若き講師へ:補習の功罪

若き講師へ:補習の功罪補習=できない生徒対象というのが一般的である。しかし、「できない生徒」の特定は難しい。偏差値が60でも30でも、親にとっては「できない子ども」なのだ。だから、私が思う補習は、(1)できるだけ全員を対象に行い、常に上位生向けに補習の授業をして下位生を引き上げるようにする。そうしなければ、上位生が伸びず、クラスのムードも低位で・・・» 続きを読む

雑感:教育と恐怖

教育と恐怖「基本が出来ていませんね。」「基礎がわかっていません。」など、教育の世界ではよく使われる言葉です。では、「基本・基礎」とはいったい何を指すのでしょうか。そして、「応用」はどういったものでしょうか。たとえば、算数の場合、「基本は四則混合計算ができること・基本的な知識があること」で「応用は文章題や図形の問題を計算や知識を使って解・・・»続きを読む

若き講師へ:小心者

若き講師へ:小心者私は、権力者が弱い立場の者をその権力を利用して事を有利に運ぼうとか、屈服させようとかする事に嫌悪感や憤りを覚える方だ。今風に言えば「パワハラ」である。小心者に限ってそういった類のことをする。私の経験でも、同等、あるいは上位者とまともに戦えない者が、自分より下位者や下級と思える者に偉そうな態度を見せ付けたり、指示・命令・・・»続きを読む

若き講師へ:授業の本質

授業の本質この頃の生徒を見ると何か「ブロイラーのような状態=教師の指示待ち、指示通りに動く受身の状況」にあると思う。授業の根本は解答解説に書いてあることをくどくど説明=授業することより、「どうやったら気づくか」「何を使って解くのか」「文章を1度読んだだけで内容を理解するには」など、家で生徒が一人では出来ないことを教師の目の前でさせる・・・»続きを読む

雑感:兄弟姉妹のタイプ

兄弟姉妹のタイプ以前、ある私立中学校の先生が「いじめの原因の一つには少子化で一人っ子が多くなったこともある。一人っ子は場の空気を読むことが苦手で、他人が話しているにもかかわらず、全く違う自分の話題を話し始めることで『何だ!あいつは自分勝手に!』という流れになり、いじめ的な関係に発展することが多い。」という発言が物議をかもしました。確・・・» 続きを読む

雑感:教師の世代交代

教師の世代交代そろそろ、子ども達を取り巻く環境は「勉強不足」「学力低下」から「勉強量を増やそう!」という方向へ一直線のようです。確かに、昭和40年代の子どもと比較すると当時の半分ほどの教科書内容ですから、親としてそういった報道を見れば見るほど不安になります。しかし、それよりも、現在の若手教師自身が「ゆとり教育」で育ってきたのですから、昭和・・・»続きを読む

若き講師へ:もらったら返す

若き講師へ:もらったら返すある生徒との会話の中で、「この前のテスト結果が悪かった。」というので、「次、頑張ればいいじゃないか。」と応答すると、「だって、お父さんお母さんが『お金ばっかりかかって・・・』と言うんだもの。」と返され、私は一瞬言葉に詰まった。そこで、「大きくなって親孝行すればいいさ。みんなそうだったんだから。だから、今は自分ができることを一生懸命す・・・» 続きを読む

雑感:読書や読解指導の明暗

脳トレ国語の問題で、子どもの「自立」と「反抗」の違いを説明せよというものがありました。例えるなら、「今まで子どもは親が買ってきた洋服を気に入って着ていたのに、ある日突然、親が買ってきた服を『着るのはいやだ!』と言って泣いた。」という場合、子どもの気持ちは、単にその洋服が気に入らなかったのか、それとも、親から与えられるのではなく自分・・・» 続きを読む

若き講師へ:段取り力

若き講師へ:段取り力仕事は段取り八分、仕事二分と言われるように、用意周到な準備が必要である。しかし、現代は段取り力を持った人間が少ないと言われている。そこで、段取り力をつける簡単な例を述べよう。「社会人だから体調を崩すといけないので休日は翌日にそなえてゆっくり休んでおくように。」とか、「指示された仕事が終わらないなら休日にするように。」な・・・» 続きを読む


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