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女々しい男を育てているのは誰か?=母親か?!(雑感)

脳トレ母親は男の子のことが本当にわからなくて困っているはずです。
なぜなら、母親は女であって、男ではないからです。また、母親に兄や弟がいなければ、成人男性しか男の生態を知らないからです。
したがって、何につけても男の子へ加減が全くわからないために、ついついその加減を聞いてしまうことになります。

例えば、食事の量でもそうです。腹具合もそうです。何もかも心配してしまいます。そのためか、男の子は返事だけで事が済んでいきますので、しゃべる必要がなくなっています。だから、話法が退化していて、しゃべりの下手な、表現の下手な男の子が急増していると思うのです。

そのためか、相手が自分の思いを聞いてくれると勘違いしているので、相手が何か言うまで待っている男の子が多いのです。
勉強の質問も視線で送ってきます。正直、気持ち悪い行為です。過去には、教務室の窓口から私に「質問があります」というのに、2週間かかった男子生徒もいました。窓口の周りをうろつく姿は毎日見かけるのですが、声を発するまでに実に2週間かかりました。異様な光景です。

このような状況にならないためには、まずは、母親は子どもが何か言うまで待ち続けることです。表現が下手なら何度でも聞くことです。決して先回りして代弁したりしないことです。
思春期になれば、ヒゲも生え、汗臭い男へ変身するのです。
かわいい、かわいい子どもでなくなる前に子離れしましょう。トビがタカを育てるの精神で。

(2008.09.19)あまのじゃく


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